【試合詳細】5・20 マリーゴールド後楽園ホール大会 ジュリア&林下詩美vsSareee&ボジラ 桜井麻衣&ゼイダ・スティールvs野崎渚&マイラ・グレース 翔月なつみ&松井珠紗vs天麗皇希&後藤智香 MIRAIvsCHIAKI 青野未来vs石川奈青 高橋奈七永vsビクトリア弓月

『マリーゴールド旗揚げ戦 Marigold Fields Forever』
日程:2024年5月20日(月)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1539人(札止め)

▼starting over パッション注入2024 シングルマッチ15分1本勝負
○高橋奈七永
14分15秒 冷蔵庫爆弾→片エビ固め
●ビクトリア弓月

▼A対Iイデオロギー対決 シングルマッチ15分1本勝負
○青野未来
8分55秒 スタイルズ・クラッシュ→エビ固め
●石川奈青

▼The Power Contest シングルマッチ15分1本勝負
○MIRAI
11分30秒 ラリアット→エビ固め
●CHIAKI

▼World beauty showdown~世界美女決戦~ タッグマッチ15分1本勝負
△桜井麻衣/ゼイダ・スティール
15分0秒 時間切れ引き分け
△野崎渚(フリー)/マイラ・グレース

▼アクトレス・ニュータイム タッグマッチ20分1本勝負
翔月なつみ/●松井珠紗
12分30秒 アメジスト・バタフライ→片エビ固め
[ロイヤルツインタワー]○天麗皇希/後藤智香

▼マリーゴールド最強タッグ伝説 タッグマッチ30分1本勝負
●ジュリア/林下詩美
28分6秒 リストクラッチ式裏投げ→片エビ固め
○Sareee(フリー)/ボジラ

マリーゴールド旗揚げ戦は1539人が大熱狂!Sareeeと激闘のジュリアが定期参戦を要求!皇希&ゴチカがデビュー戦で激勝!7・13両国国技館大会が電撃発表!

オープニング

大会開始前、練習生として(※写真右から)元スターダムの南小桃と、元アイスリボンの南ゆうき、南とアイドルユニットを結成している咲村良子、咲村と同事務所の橘渚のグラドル3人がリングに上がりお披露目された。

バブル期を彷彿とさせる照明や曲が流れる中で大会が開始されると、リングにスモークが炊かれ南側客席後方から選手たちが現れ選手入場式へ。
超満員札止めの大歓声に包まれ全選手がリングに上がると、選手を代表して詩美が挨拶。

詩美「今日は、沢山の人にご来場いただき、ここ後楽園ホールで満員の中、旗揚げ戦ができること嬉しく思っていますありがとうございます。ここにいる、全ての皆さん、配信を見てくださってる全ての皆さんが、マリーゴールド、歴史の始まりの証人になります。マリーゴールド全選手の覚悟を是非見届けてください。それでは皆さん今日は全力で楽しんでいってくださ~い!」

選手がリングを降りると、対戦カード発表の後ロッシー小川代表がベルトを持ちリングへ。赤いベルトとなるマリーゴールド・ワールド選手権、白いベルトとなるマリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル(UN)選手権がお披露目された。

第1試合

ロックアップから奈七永がロープに押し込みクリーンブレイク。
再度ロックアップから弓月が必死に押し込もうとするが、奈七永が微動だにせず押し込もうとする。だが弓月が体勢を切り返してロープに押しこみ、奈七永が一度は切り返すものの弓月が切り返し、ビンタからロープに飛んでドロップキック。避けた奈七永がビンタから顔面を蹴りつけていき、引き起こして顔面にエルボーを叩き込む。
奈七永はロープに飛ぶと弓月がうつ伏せになるが、奈七永がボディを蹴り上げてから引き起こそうとするも、弓月はアームホイップからドロップキック。フォールも1。

手4つは奈七永が捻り上げ、そのままリストの取り合いから奈七永がヘッドロックで絞り上げる。弓月が切り返してヘッドロックも奈七永がロープに押し込みブレイク。

奈七永はチョップからロープに振ろうとするが、これを切った弓月がコルバタを狙うも奈七永は力任せにサイドバスターで叩きつけフォールも2。

奈七永はキャメルクラッチで捕らえ、苦しむ弓月を見てこれを離すと背中にエルボードロップ。
ボディを蹴り上げ髪を掴んで引き起こした奈七永がボディスラムから顔面を踏みつけ、髪を掴んで引きずると弓月が必死にエルボーを打ち込んでいく。弓月はロープに飛ぶも奈七永はショルダータックルで迎撃しフォールも2。

奈七永は担ぐが弓月はそのまま胴締めスリーパーへ。グラウンドになるとボディシザースに切り返すが、奈七永はそのまま反ってフォールも2で弓月がボディシザースに戻す。
奈七永は回転して正面を向くとそのまま潰してフォールも2。

奈七永は回転して片逆エビ固めで捕らえるが弓月はロープを掴みブレイク。
奈七永はロープを掴んだ指に噛みついていき、レフェリーが注意すると髪を掴んでコーナーに叩き込み逆水平チョップを連打。
さらにコーナーに振ろうとするが、逆に振った弓月が走り込むも奈七永はビッグブーツで迎撃しラリアット。避けた弓月がリストを取って捻っていき、ソバットから何かを狙うが奈七永がエルボー。一瞬怯んだ弓月だったがエルボーを連打し、ロープに飛んでドロップキック。余裕で受けきった奈七永と座り込む弓月。弓月が立ち上がるのを奈七永は待ち、立ち上がった弓月はエルボー連打も奈七永は強烈なエルボー。
弓月は負けじとエルボー連打からボディにソバットを叩き込み、手を繋いでロープ駆け上がり式のアームホイップを狙うが、足をすべらせて落下してしまう。奈七永はすぐさまギロチンドロップを投下しフォールも2。

奈七永はアルバトロスで捕らえるが弓月はロープを掴みブレイク。

奈七永が投げようとするが逆に弓月が投げようとするも奈七永は耐える、弓月は払い腰を狙うが微動だにせず。再度ボディスラムを狙うが奈七永が逆に上げようとする。弓月が必死に堪えてなんとかボディスラムで叩きつけてマウントエルボー連打。だが奈七永が切り返してガードポジションからエルボーを落としていくも、弓月も切り返してマウントエルボー連打。
弓月は髪を掴んで引き起こすが、奈七永がえげつないエルボーを叩き込むと弓月が四つん這いで動かなくなる。
奈七永は髪を掴んでロープに振っていくが、弓月はドロップキックを突き刺し、ロープに飛んでドロップキック。5度ロープに飛んでのドロップキックを突き刺すが、受けきった奈七永はショートレンジラリアットからフォールも2。

奈七永は変形キャメルクラッチで捕らえるが弓月はロープを掴みブレイク。

弓月は左右のビンタ連発。奈七永は「来い!」と叫びながら全てを受け止め、強烈なビンタからボディブロー。さらに延髄切りも、避けた弓月がトラースキック3連発から投げようとする。耐えた奈七永に首固めも2。

弓月は投げようとするが、奈七永が膝蹴りからショートレンジラリアットでなぎ倒しフォールも2。

奈七永はバックドロップで叩きつけフォールも2。

奈七永はコーナーに登り、冷蔵庫爆弾を投下し3カウントを奪った。

奈七永は握手を求めるが、弓月はそれをはたき落とす。これを見た奈七永はストンピングからリング下に蹴り落とした。

<試合後コメント>

高橋奈七永
「記念すべきマリーゴールド最初の試合、おい!パッション感じてもらえたかな?感じたよね?感じないわけがない!こんなに私が、高橋奈七永がパッションしてんだから、お客さんも、何より弓月に届いてないはずないんだ。あのね、私みたいな大きい壁?を相手にしたら、話にならないってことわかったんじゃないかな?私もうちょっとさ、ぶっちゃけさ、優しくやりたかったよ。けどさ、パッション注入してやるってあいつから言ってきたくせにさ、このザマだよ。結局高橋奈七永のパッションを注入してやりました!そして歴史の始まり!マリーゴールドの始まりにパッションを注入しました!なのでこっから最後まで、メインイベントまで熱く盛り上がって行くことは間違いなしだ!パッション!」

――これまで沢山の団体の旗揚げに携わってきましたが今回は何が違いますか?
「何が違う?自分で期限を決めていること。まあ正確な期限は決めてないけども、引退を見据えてここに来たって事は時間に限りがある、有限だって事なんで、そこが全く今までとは違うかなっていう。だから覚悟、相当な覚悟もリスクも覚悟してここに来たんで、今までもそうだったんですけど、ここに繋がるための道だったのかなと。今まで会った人、関わってくれた人、誰一人欠けることなく私の今の糧になってるので、それに感謝して、大好きなプロレス、ここでしっかり守り抜きます。ありがとうございました」

ビクトリア弓月
「旗揚げ戦で、マリーゴールドそして、ビクトリア弓月としてのストーリーが、私のこの第1試合で、決まりました。決まります。その大事な第1試合、第1試合で、奈七永さんに!私がパッションを注入しなきゃいけなかったのに、結果として負けて、逆にパッション注入されてしまった感じになりました。でも、私は、こんなところでは折れないので、今日負けたけど、次は、必ず、私が奈七永さんからスリーとって見せるので。このままで、終わらせないので!もう一度、奈七永さんと、シングル、やらせてください。お願いします。以上です。ありがとうございました」

第2試合

ロックアップにいかずに青野がローキックを叩き込みヘッドロック。石川が切り返してヘッドロックからショルダータックルで倒す。すぐに立ち上がった青野の背中を蹴りつけた石川がエルボー連打からコーナーに叩きつける。さらに髪を捻ってヘアーホイップから顔面ウォッシュ。
石川は串刺し攻撃を狙うが青野が追走ドロップキックから串刺し低空ドロップキック。
青野が容赦ないサッカーボールキックを叩き込んでいくが、石川もエルボー連打から首投げで倒しサッカーボールキック連打。
石川は引き起こしてダブルアームスープレックスを狙うが、青野は耐えるとボディにヒザ蹴りからダブルアームの体勢。耐えた石川をロープに振ろうとするが、切り返そうとした石川のスネを蹴りつけると石川は悶絶してリングを転がってしまう。

青野は引き起こしてニークラッシャー。呻く石川にバズソーキックも石川はガードする。再度バズソーキックも石川はキャッチしてドラゴンスクリューからアンクルホールドで捕らえる。そのまま強引にドラゴンスクリューで投げ捨て、コーナーにもたれかかる青野に石川が串刺しエルボーからダブルアームスープレックス。フォールも2。

膝立ちの青野の顔面を蹴りつけ、エルボーからロープに飛ぶが青野はカウンターのボディスラム。フォールも2。

青野はロープに飛んでボディへのパントキック。さらにロープにもたれかかる石川にラリアットからコーナーに登り、ミサイルキックからフォールも2。

エルボーの打ち合いから青野が尻を蹴りあげるが、石川は強烈なビンタでお返し。
青野もビンタからロープに飛んでラリアットも、避けた石川が投げ捨てジャーマン。さらに走り込んできた石川をN.A.Oで叩きつけフォールも2。

石川はサンシャインで叩きつけフォールも2。

石川はバックを取るが、青野が切り返してロープに飛ぶと後頭部にラリアット。さらにロープに振ってラリアットからフォールも2。

青野はバズソーキックも、避けた石川がタチアガール も2。

青野はハイキックからスタイルズ・クラッシュで叩きつけ3カウントを奪った。

<試合後コメント>

青野未来
「いやー、最高の景色でした。本当に見たことのない後楽園ホールを見れて、もう入場式からそれがグッと来ちゃって。なんか、始まるんだなっていうのと、これだけ沢山のお客さんがマリーゴールドに期待してくれてるのを感じる事ができて、より身が引き締まる思いで試合に挑めました。石川奈青、彼女が、噛みついてきたからこそ、この試合を楽しみにしてくれた人もいるし、盛り上げてくれたって所には感謝してます。まあ、でも、私は、もっともっと上目指したいし、石川奈青にくっついてられても邪魔なんで、強い相手と闘いたいので、だったら石川奈青がもっと強くなって、私もでも今日より、今日あれでも悔しいんで、勝ったけどやっぱり悔しい所いっぱい残ってるんで、私ももっとさらに上行くんで、石川奈青、雑草魂でおっきく伸びてきたらいいと思います。ありがとうございました」

――久しぶりに堂々とプロレスの試合をやってみていかがでした?
「いやー、そうですね・・・自分的には、旗揚げとか新たな一歩っていう思いの強さはあるんですけど、アクトレスガールズでの闘いも、自分なりにほんとに精一杯、自分にできることをやろうっていう気持ちだったので、気持ちというかそんなに大きく何かがプロレスとアクトレスガールズで変わるっていうことはないんですけど、自分が、新しい道選んだところで、応援してくれる人だけじゃないのもわかってるし、傷つけて来た人もいるから、そこのそういう覚悟を決めた自分の思いは全然違くて、そこは強いものはありました」

――石川選手に以前戦っていた当時からの成長は感じましたか?
「あぁ、そうですね、なんか前試合してた時はもっとブリブリしてた気がするんですけど(苦笑)なんか、ふてぶてしくなったなって感じがありました」

――ポスターの位置を脅かされるぐらいの強さは感じなかった
「それは感じなかったです。多分、う~んどうなんだろう?まあ言い続けて努力すれば、それは、ね?頑張りを、努力を見てもらえたらなると思うんですけど、まだまだ、私は。私ポスターのあの位置獲られたら多分発狂しますね。それこそ雑草魂じゃないですけど、あんな石川どころじゃないと思います」

石川奈青
「(涙を流しながら)悔しいです・・・ほんとに、気持ちは負けてなかったのに、勝って結果で見せないと意味がないのに、ほんとに、悔しい・・・でも、ほんの少しだけ、青野未来の気持ちも、見えた気がする、けど、悔しいです!絶対に、絶対に絶対にやり返して、もっともっと青野未来なんかより強くなって絶対に絶対に、やり返すので、それまで、私は青野未来みたいに期待されてないですけど、今日も私の名前を呼んでくれるお客さんも沢山いたので、もっともっと必ず強くなるので、応援していただけると嬉しいです。絶対に青野未来にやり返してやります!ありがとうございました」

――プロレスラーとして帰って来た青野未来は当時のように強かったですか?
「そうですね、強さとかそういうのはほんとに感じているんですけど、今日だって、試合後だって、あんな平気な顔してクールに飄々と帰っていったじゃないですか?ほんとに推されて買って嬉しいんでしょうか?私はこんなに負けて悔しいのに。そういうところが、そういうところが気に入らないです」

――結果的に旗揚げ戦で青野未来とシングルで闘えた事は自分の中でどのように受け止めてますか?
「そうですね、最初はすごい嫌だったんですけど、私はプロレスラーの方と試合がしたいってずっと言ってたので。でもこうやって、またプロレスラーとして戻ってきた青野未来と試合ができて、嬉しかったです。これからはプロレスラー青野未来を、プロレスラー石川奈青が絶対に超えてみせようって思いました」

第3試合

ショルダータックルのぶつかりあいからエルボーの打ち合いへ。打ち勝ったMIRAIがロープに飛ぶがCHIAKIが追走スピアーからロープに飛ぶ。MIRAIも追走エルボースマッシュからロープに飛ぶかに見せて、追走しようとしたCHIAKIにショルダータックルで牽制してからロープに走る。しかしロープ際で開脚してしゃがみ、追走してきたCHIAKIはバランスを崩して場外に落下。MIRAIがコーナーに登るが、CHIAKIがエプロンに上りアイアンクローで動きをとめてリングに投げ捨てる。

CHIAKIはリング中央でアイアンクローからコーナーに押し込み、レフェリーが注意すると足を刈って倒し顔面ウォッシュ。
ボディを蹴りつけるとロープに飛んで背中に側転ダブルニードロップ。さらにボディスラムからフォールも2。

CHIAKIがフィッシャーマンの体勢も、耐えたMIRAIがラリアットを避けてドロップキック。
MIRAIは串刺しバックエルボー連発から串刺しラリアット。さらにコーナーに上りミサイルキックからフォールも2。

MIRAIはネックツイストからフロントネックで絞り上げ、そのまま首投げからネックツイスト。さらに後頭部に低空ドロップキック。
膝立ちのCHIAKIがエルボーを打ち込むが、MIRAIはエルボー連打から頭頂部にエルボー。
CHIAKIは胸に強烈なチョップを叩き込み、チョップの打ち合いからMIRAIがチョップ連打。CHIAKIはエルボースマッシュからロープに飛んでショルダータックル。すぐに立ち上がったMIRAIがショルダータックルで倒し、お互い髪を掴んで睨み合うとヘッドバッドの相打ちへ。
両者ロープに飛ぶとCHIAKIのスピアーが突き刺さり、ロコモーションフィッシャーマンズバスターも3発目はMIRAIが耐えて背中にエルボーからランニング式のコンプリートショット。
MIRAIが走り込むもCHIAKIがカウンターのフィッシャーマンズ・スープレックスホールドも2。

CHIAKIはアルゼンチンで担ぐとムーンウルフで叩きつけフォールも2。

CHIAKIは引き起こして狼煙を狙うが、MIRAIは丸め込むも2。

MIRAIはゆりかもめで捕らえるがCHIAKIはロープに足を伸ばしブレイク。

MIRAIはロープに飛ぶがCHIAKIはカウンターのパワースラムから走り込むも、MIRAIは避けるとカウンターのバックドロップ。
MIRAIが膝立ちでエルボーもCHIAKIがすぐに低空ドロップキック。ロープに飛ぶがMIRAIはカウンターのラリアットからロープに突き飛ばし、戻ってきたCHIAKIを担ぐと変形デスバレードライバーからフォールも2。

MIRAIはロープに飛んでラリアットでなぎ倒し3カウント。

勝利したMIRAIには株式会社東ハトからお菓子の詰め合わせが贈られた。
MIRAIはキャラメルコーンの袋を開けて実食し美味しさをアピール。倒れているCHIAKIを握手で引き起こすと抱きしめ、キャラメルコーンをおすそ分けした。

<試合後コメント>

MIRAI
「旗揚げ戦勝利して、お菓子いっぱい、ゲットしました!イエーイ!CHIAKI、強かった。CHIAKIとは、初めて闘って、これからCHIAKIはパワーで行くのか、また違う引き出しを出してくるのかどうなのか、すごい楽しみな選手だなと思いました。みんな、みんなあったかかった今日!今日旗揚げできて、ほんとに旗揚げメンバーとしてこの会場で試合ができて本当に嬉しかったです。まあ、ここで満足することなく、どんどん、どんどん、トップを目指していきます。トップヒーローになります。皆さん、期待しててください。魂こめて!ありがとうございました」

――CHIAKI選手の可能性を感じるところはありましたか?
「そうですね、なんかこれで仕留めただろうというか、自分が手応えのある技を決めても這い上がってくるので、それは体力があるのか気持ちなのかわからないですけど、すごい可能性を感じました」

――身体はまた絞りましたか?
「あー、ちょっとだけ。やっぱり期間があったので、自分のできることはやってこの試合に臨んだという感じです」

――何キロとかは
「キロ数は、ちょっと落ちたけど筋肉量が増えたかなという感じです」

――そこまで減らずと
「そうですね」

――スターダムと違ったマリーゴールドの良さやリングに上って感じた事は
「スターダムと違う、なんだろう?旗揚げ戦だったからかもしれないけどほんとになんかみんなあったかいなって。試合してて、なんかこう、お客さんからパワーをもらって試合してた感じですね」

――お菓子の詰め合わせは嬉しかったですか?
「はい!誰にもあげない(笑)」

――全部自分一人で
「う~ん、でも、ちょっとは小川さんにあげようと思う!」

CHIAKI
「・・・いやーめっちゃ悔しくて、気合い入れてマリーゴールド旗揚げ戦、シングル組んでもらって、めちゃめちゃ勝つ気でいたんですけど、やっぱり、MIRAIさんの壁は高かったなというのが正直な思いです。でも、私は生きてきて、ずっと悔しさをバネにここまで這い上がってきたっていう自負があるので、これからもその気持ちを絶対忘れず、MIRAIさんだけじゃなくてもっと上の先輩とかを相手に堂々と闘えるように、進んでいきたいと思います。でもめっちゃ楽しかったです。今後のCHIAKIの成長を皆さん楽しみにしててください。最後のお菓子おすそ分けは嬉しかったです(笑)とにかく期待して、CHIAKIを応援してくれたら嬉しいです。ありがとうございました」

――改めて今日人生の大きな節目だったと思いますが、改めてリングを体感してみていかがでした?
「もちろんこんな大人数のお客様の前で表現するっていうのはほんとに初めての経験で、なんかでもすっごいもっと緊張するのかなと思ってたんですけど、リング煮上がったら不思議とその気持ちはなくなっていって、楽しいって気持ちになっていけたので、ちょっと自信がつきました」

――今までアクトレスで感じていた上との差と、今回感じたMIRAI選手との差は全然違うものでしたか?
「そうですね。あの、やっぱマリーゴールド旗揚げだったっていうのもあるんですけどみんながおんなじ方向を向いて一丸となって進んで来たので、なんかそういう思いも踏まえて一緒に歩んで来た時間ていうのと、なんかリング上で合わせる気持ちだったりとかがそういった意味ではアクトレスの時よりは、なんですかね?うまく言葉にできないですけど、感じたものはありました」

――今までの人生で悔しさをバネにした経験はどのようなものがあったんですか?
「ダンスを、舞台表現の世界に入ったのがダンスからだったんですけど、自分より小さい子たちが私より踊れてる事があって、自分も13歳からダンスやってるんですけど、自分より年下の子がこんなに踊れるのになんで自分はこんなにできないんだろうっていう風に、なんだろう?悔しさを乗り越えて乗り越えて這い上がってきました」

第4試合

野崎と桜井が睨み合うが、先発はゼイダとマイラ。ゼイダが突き飛ばして挑発するが、マイラがエルボーで倒し挑発。ロックアップからリストの取り合いとなり、マイラが足を刈って倒すとグラウンドの攻防に。マイラがラ・マヒストラルも1で返したゼイダがショルダータックルで倒しフォール。1でブリッジして抜けたマイラが横十字固めも2。
ゼイダはガットショットから桜井にタッチ。

桜井とゼイダがロープに振ろうとするが、マイラは同士討ちさせるとゼイダのラリアットを避けて桜井にエルボー。さらにゼイダにソバットから桜井を水面蹴りで倒し、ロープに飛んでまとめてドロップキック。
マイラは桜井を引き起こすが、桜井はソバットからロープに飛んでランニングエルボー。これを避けたマイラがコルバタで投げ捨て野崎にタッチ。

桜井はビッグブーツも野崎はソバット。さらに首投げからPKを放つが、避けた桜井が貴婦人ポーズ。背後から容赦なく蹴りつけた野崎がカーブストンプ2連発。フォールも2。
野崎はコーナーに叩きつけ顔面を踏みつけていき、引き起こすとコーナーに押し込みダブルチョップ連発。
苦しむ桜井を引き起こすと桜井がエルボー連打。野崎がエルボー1発で倒しキャメルクラッチ。桜井がロープを掴もうとするとヘッドロックに移行し、桜井は必死にロープに足を伸ばしブレイク。
野崎はストンピングから顔面を踏みつけ、立ち上がった桜井とエルボーの打ち合いへ。野崎がソバットからフロントネックで捕らえ、そのままコーナーに下がりマイラにタッチ。

マイラはエルボーを打ち込んでいき、桜井がエルボーを打ち込むとマイラはロープに飛んでジャンピングラリアット。さらにライトニングスパイラルからフォールも2。
マイラはロープに飛ぶが、桜井はレッグラリアートで迎撃しミラノ風おパラダイスロックで捕らえゼイダにタッチ。

ゼイダはおしりを叩き、エプロンの野崎を挑発していくが背後からマイラが120%スクールボーイも1。
ゼイダはガットショットからロープに振り、マイラがロープにクモのように張り付くが、ゼイダは容赦なくチョップを打ち込み逆水平チョップ。さらにコードブレイカー。フォールも2。

ゼイダはロープに押しこみエルボー連打。マイラは股抜きから足をすくってフェイスバスター。さらに顔面にトラースキックから、ロープに飛んで旋回式開脚ギロチンドロップ。フォールも2。
ゼイダはコーナーに振って串刺し攻撃も、マイラが避けるとゼイダはエプロンに降りようとする。これをチョップで阻止したマイラが、セカンドロープに座った状態となったゼイダのボディへ619。さらにマイラがスイングDDTからフォールも2。マイラは野崎にタッチ。

ゼイダはガットショットからバイシクルキックを叩き込み延髄切り。野崎はビッグブーツからブレーンバスターで叩きつけ、串刺しビッグブーツからロープに押しこみビッグブーツ。
野崎は背中におしゃれキックを打ち込むと、エプロンでビッグブーツの打ち合い。ゼイダがキャッチしコードブレイカーを突き刺すと、場外に落下した野崎にトペ・スイシーダ。
リングに投げ入れフォールもマイラがカット。
ゼイダはフロントネックで捕らえると、コーナーに押し込みエルボー連打。さらに串刺しニーを顔面に叩き込み、リングに転がしサッカーボールキック。フォールもマイラがカット。
ゼイダは桜井にタッチ。

桜井はミサイルキックからロープに飛んでビッグブーツ。さらにスタンディングのプラチナムロックからそのままフェイスバスター。さらにアンドレで捕らえるが野崎はロープを掴みブレイク。
四つん這いの野崎に桜井がおしゃれキックを叩き込み、起き上がった野崎がエルボー連打。エルボーの打ち合いから桜井がエルボー連打。ロープに飛ぶが野崎はビッグブーツで迎撃し、おしゃれキックからスリーパーで捕らえる。ナイラがリングにが上がると、野崎が桜井を突き飛ばしてナイラがキャッチしバックドロップ。さらに野崎とダブルのトラースキックからフォールも2。
野崎はドルミルで捕らえるがゼイダがカット。
野崎はボディを蹴り上げ、ロープに飛んでノアールランサーからフォールも2。
野崎はレインメーカー式ビッグブーツを狙うが、桜井がビッグブーツからファイナルカット式のギロチンドロップ。フォールも2。
桜井はノーザンライトスープレックスホールドも2。
桜井は前落としからコーナーに登りダイビングエルボードロップを投下するが、野崎が避けて後頭部を蹴りつけてから顔面にトラースキック。さらにレインメーカー式のビッグブーツを叩き込むがここで時間切れに。

試合を終えても野崎と桜井、ゼイダとマイラが髪を掴んで乱闘を繰り広げた。

桜井「さつ止めの、後楽園ホールにお越しの庶民の皆様ごきげんよう!こんなに、ボロボロの姿で、おマイクするの初めてですわ!今日はね、マリーゴールド旗揚げ戦という、特別な日に?庶民レスラー、野崎渚に勝てなかった。こうなったら、決着、つくまで、やりあいますわ!ところで、今日は、執事に、イタリアンのお店を貸し切りにしてと言ってあるので、このあと、マリーゴールドの皆でイタリアンを食べに行きますわ。あなたたち庶民は、今週はまだ始まったばかり。早く家に帰って、仕事の事でも考えなさい。それではごめんあそばせ」

<試合後コメント>

桜井麻衣&ゼイダ・スティール
桜井「ゼイダ、今日はトゥデイサンキュー」
ゼイダ「センキュー、アリガトゴザイマス」
桜井「(英語で)ごめんね勝てなくて」
ゼイダ「(英語で)今日は勝てなかったけど負けもしなかった。次の試合で私の全力を出すわ」
桜井「そして庶民の皆様、マリーゴールドの旗揚げ戦、本当に沢山の庶民の皆様の声援がほんとに嬉しかったです。でもね、今日は、まだとっておきの新技を、全然!出せなかったのよね。なので、これからのシン・超貴婦人期待していてください」

野崎渚&マイラ・グレース
野崎「ありがとうございました~。いや結果、15分ドロー?になっちゃったけど、まあちょっと私疲れてないので、なんかやっぱ貴婦人あんなもんかって思ったし、うーん、大事なマリーゴールド旗揚げ戦で、貴婦人さんはあんなんでいいんでしょうかね?さぞかし、悔しがってくれてたら次に繋がるんじゃないかと私は思ってます。私はすごく、今日の結果は悔しいし、もっともっと熱い、刺激のある試合していきたいと思ってるから、今日はまあまあほんと、ほんとに何も疲れてないし、ちょっとお客さんはすごくあったかく見てくれたかもしれないけど、私はすごい反省ばかりだなと。もっともっと、もっともっとやり合いたいです」
マイラ「(英語で)もっと激しい試合でやりあいたかった。次はもっとしっかりと私を見せるわ」

第5試合

先発は皇希と松井。手4つを狙うが皇希の背が高く松井がジャンプしても届かず、ならばと足を踏みつけてヘッドロック。皇希が切り返してヘッドロックからロープに飛び、側転して松井をスカすが松井は足を刈って倒し、オクラホマロールからロープに振ろうとするが、逆に皇希が振ってうつぶせに。松井が飛び越えてソバットから変則ロープワークからのラ・ミスティカを狙うが、切り返した皇希に松井が走り込むと皇希は足を刈ってフォール。すぐさま松井が抜けて両者睨み合いタッチ。

後藤のラリアットを避けた翔月がドロップキックからエルボー連打。エルボーの打ち合いから翔月が脇固め。後藤はなんとかロープに足を伸ばし、松井が蹴りつけて妨害するがレフェリーが注意しブレイク。
翔月がリストを取ったまま松井にタッチ。

松井はコーナーからダイブして後藤の腕にハンマーブローからヘアーホイップ。そのままコーナーで顔面を踏みつけていき、これを離すとロープに腕を巻き付けて痛めつけていく。
松井は串刺しニーから首投げで倒し変形グラウンドコブラツイスト。翔月が後藤の顔面にトラースキック。松井は翔月にタッチ。

翔月はサッカーボールキックから、ロープの反動を使ったダブルニードロップ。ふらつく後藤の顔面にエルボーを打ち込み、膝立ちの後藤とエルボーの打ち合いへ。さらに翔月が顔面に膝蹴り連発からロープに飛ぶが、後藤はチョークスラムのように担ぎ上げてからジャイアントスイング。後藤は皇希にタッチ。

皇希はロープに飛んでビッグブーツ。さらに投げようとするが、耐えた翔月を見てロープに飛ぶも、翔月はラリアットを避けて突き飛ばすと松井がエプロンを走り込み顔面を蹴りつける。翔月はロープに飛んで顔面にランニングニーからフォールも2。
翔月はハイキックも、避けた皇希が担ぎ上げてカナディアンハンマー。フォールも2。
皇希はコーナーに上りアメジスト・バタフライを投下するが、避けた翔月が蒼魔刀を突き刺しフォールも2。

翔月は後頭部にトラースキックから、コーナーに上りダイビング・ダブルニードロップ。フォールも後藤がカット。
翔月は松井にタッチ。

松井はミサイルキックからフォールも2。
松井はグリーンキラーで突き刺しフォールも2。
松井はロープに飛ぼうとするが、コスチュームを掴んで動きをとめた皇希が担ぐも、松井はカサドーラで切り返そうとするが皇希は力付くで担ぐも松井は強引にカサドーラ・フットスタンプ。フォールも2で返されると再度フットスタンプからフォールも2。返されると再々度フットスタンプからフォールも2。
松井はストンピングからロープに飛んでスライディングクロスボディ。さらに翔月がランニングダブルニーを突き刺し、ダブルのジャンピングニーを突き刺しフォールも2。

松井はロープに飛ぶが後藤が走り込みチョークスラムで迎撃し、皇希と後藤でツインタワーで叩きつける。
フラフラと両者立ち上がると皇希がエルボーで吹っ飛ばすが、松井もエルボー連打。ロープに飛ぶが皇希はパワースラムで迎撃しフォールも、ブリッジして抜けた松井がロープに飛ぶとラリアットを巻き込んで逆さ押さえ込みからのマ・ツイカワイストラルも後藤がカット。
翔月が後藤を排除し、松井とともにロープに振ろうとするが、皇希は同士討ちさせると二人まとめてバックドロップ。
皇希は松井を担ぐとバックフリップからフォールも2。

皇希はコーナーに上りアメジスト・バタフライを投下しフォール。これで3カウント。

皇希「ツインタワー、デビュー戦で勝ちました!前の団体から、ずっと一緒にやってきた智香と、またこうして、デビュー戦というたった一度しかない日に、一緒にここで組めて私はとっても幸せですありがとう智香。これから、このマリーゴールドのリングで、私はもっと、もっとプロレスをいっぱい経験して、ここで、大きくなります。今日は本当にありがとうございました!」

<試合後コメント>

天麗皇希&後藤智香
後藤「皇希の旋回プレスで、得意のアメジスト・バタフライで二人ともデビュー戦、ツインタワー勝ったぞー!」
皇希「二人でずっと、前の団体からツインタワーって名前の通りでかい二人でずっと組んでやってきて、半年ぐらい?」
後藤「そうですね、半年ぐらい」
皇希「まだ半年ぐらいだけど、新しくこのマリーゴールドっていうリングにも上がって、またこの二人で一緒にできたことはすごく嬉しくて。でねその、直属の先輩だった菜摘さん松井さんとデビュー戦をやらせてもらえた事が私はすごく素敵な場所を用意していただけたなと思いました。ほんとに素敵な経験になりました。ありがとうございます」
後藤「ありがとうございます。智香の、見ましたか!のど輪!カウンター切り返しからの、抱っこ式!抱っこ式?」
皇希「抱っこ式(笑)」
後藤「抱っこ、旋回式ジャイアントスイング、見ましたか~!」
皇希「良かったね」
後藤「どうだ。私の得意技はジャイアントスイングって言ってるので、どんなところから、どんなところでも捕まえて、ぶん回していきたいと思います!見ててください!」
皇希「はい、これからも、もっと他の選手先輩、沢山いるので、まだまだ技も磨いて、技術も磨いて、もっともっと上に行きたいと思います。ありがとうございました」
後藤「ありがとうございました」

――プロレスデビュー戦でしたが緊張せずに出せるものは出せましたか?
後藤「まず入場式から、扉がバンと開いた瞬間にもう見たこともない景色、お客さんがギュウギュウなところを見て、感情がブワーって盛り上がって、こんな素敵な、こんなって言い方よくないですね、素敵な場所でデビューさせていただけたこと、プロレスラー後藤智香としてリングに上がれた事、そしてこれからプロレスラーになった事で満足せずに、もっともっとほんと素敵ないろんな景色を応援してくださるファンの皆さんと、もっと見て叶えていきたいなと思いました。頑張ります!」
皇希「私も今日が改めてデビュー戦ということで、えー、なんだろうな?なんか、あっという間だったねほんとに。なんでしょうね?まあ、なんかいっぱいいっぱいですごい緊張してて、なんか、終わった?って状態で今(苦笑)でもほんとに、入場式から見えた景色は多分一生忘れないだろうし、ね?これから、やっとスタート地点に立てたので、もっともっと、こっから頑張ります」

――いつも闘ってきた二人はいつもとはまた違うものは感じました?
皇希&後藤「いや~・・・」
後藤「めちゃめちゃ、う~ん、なつみさんとエルボー合戦、エルボーの打ち合いあったんですけど、これがプロレスだぞって重みがありました。負けじと返せたかな?重かったです何もかも最初からもう。リングに立つ視線だったり、これからプロレスラーとして教えていただきたいと思いました」
皇希「そうですね、智香も言ってましたけど、全然違いますねやっぱ、握手する時の目線とか、入ってくる時の顔つきとか、もう全部、もう二人はもちろんプロレスラーとしてずっとやってきたので、これがプロレスラーだぞをほんとに思い知らされたというか、でもそれはすごくいい経験にもなりました」

翔月なつみ&松井珠紗
松井「まずはマリーゴールド旗揚げ戦で、こうして沢山のお客様に見ていただく中試合ができたこと、嬉しく思っています。見てくださった皆様本当にありがとうございました。でも、自分はこの1戦を始まりの1戦で、もうほんと結果もそうですし、なんか内容もそうですし、もうほんとに悔しい事ばっかりが残って、まだまだ、まだまだ全然足りないなって思いました。もっと精進したいと思います。はい」
翔月「まあ自分も、プロレスラー経験があるから、ちょっと、なんかやっぱり油断が心のなかであったのかなっていう部分もあったし、やっぱり今までと違ってなんだろう?やっぱりなんかなんだろう?思いついた事ができなかったり身体が動かなかったりとかもいっぱいあったし、なんかほんとに立てた事は嬉しいんですけどそれ以上に悔しいって気持ちが最後に残ってしまったなっていうのがあるから、自分は年齢も上だし、残された時間もいつまでできるかほんとにわからないので、1戦1戦大切にしていきたいし、怪我も絶対にしないでほんとにやれること全て自分でやりきったと思えるまで突っ走りたいと思っているので、これからも周りは、あの今からの選手がいっぱいいるけど、もうそこに負けないように気持ちでも全然食らいついてこれからもいきたいなと思います。こっからなんで、自分たちは」
松井「はい」
翔月「また、1からやりなおしましょう」
松井「はい切り替えましょうなつみさん!」
翔月「切り替えるよ!」
松井「私と一緒に、あと15年頑張りましょう」
翔月「15年は(苦笑)」
松井「いきます!なつみさんは!あと15年」
翔月「15年は、ちょっと、自分、う~ん、頑張る!」
松井「頑張るぞ~切り替えるぞ~!ありがとうござました」

――改めて節目の試合でやりたいプロレスができた感じはありますか?
松井「いやー、まだ、まだもう納得いってないです。相手がアクトレスだからとかそういうことじゃなくて、自分自身に全然今日は納得がいかなかったので、次、次ですね、ほんとに」

――2年半ぐらいやってきた事との違いで戸惑いがあった?
松井「私はちょっと、会場に、圧倒されたかもしれません(苦笑)」
翔月「そうですね、やっぱりこんなに満員の、超満員の後楽園ホールでできるってほんとにないと思うので、あの空気にちょっと飲まれてしまって、お互い?向こうだって多分空気に飲まれてた、よりデビュー戦というのもあって緊張してた部分もあったと思うので、なんかそこで、なんか自分たちのその空気と一緒に、ほんとはもっとなんか引っ張ってもっとバチバチにやってやりたかったんですけど、なんか、自分たちもまだ緊張してる部分があって、受け入れてもらえるかどうかが、その自分たちがどこまで通用できるかなっていうのがやっぱりちょっとあったので、なんか、ここからまた来月に後楽園ホールがあると思うんですけど、どんな会場でも自分たちの心が負けないように、ちゃんとそこの分も鍛えていって、やっぱりメインで試合したいので後々は。そこで任せてもらえるような試合をコツコツやっていきたいなと思います。はい」

――軽量級のベルトも発表されましたが、お二人は前の団体ではベルト戦線にもいましたがどのベルトを狙っていきたいという思いはありますか?
松井「自分はやっぱ軽量級ですかね」
翔月「二人とも55kg以下だし」
松井「そうっすよね」
翔月「アクトレスでそういうベルトはなかったし、今まで私がもともとデビューしてた時もなかったから、なんか、どういう展開になるかもちょっと想像できないし、ハイスピードとはまた違うのかなという気持ちもあるので、まあそれをどう色つけていくかってやっぱ自分たち次第ってところもあるから、なんか赤はね、やっぱりメインの団体の象徴って気がするんですけど、まだ未知数のベルトなので、もちろんそこは自分色に染めていきたいっていうのもあるし、タッグも獲った事があるのでタッグも狙いたいし、アクトレスではシングルのベルトを一回獲った事はあるけど、まだプロレスラーとしてはシングルのベルトってないので、それももちろん狙っていきたいし、全部ここにいっぱい掛けたいって夢はもちろんあるので、どんな相手でも、今ボジラっていうでっかい選手もいるけど(苦笑)そこにも負けないように、テクニックとかももちろん磨いていって、ちっちゃいからできるっていうプロレスも見せたいなと思ってます」

第6試合

先発はジュリアとSareee。ロックアップから一度離れ、再度ロックアップからロープ際で体勢を切り返しあうとSareeeがエルボー。ロープに振ろうとするが、逆に振ったジュリアが走り込むが、Sareeeはロープを掴んで動きを止めるとジュリアのエルボーを避け、さらにガットショットもスカすとソバット。避けたジュリアがビンタも、避けたSareeeがガットショット。キャッチしたジュリアがゆっくりとリングに置いて距離を取る。両者タッチ。

ロックアップも一度離れ、再度ロックアップも詩美がふっとばされる。
再々度ロックアップからボジラがロープに押し込みボディスプラッシュを狙うが、避けた詩美がソバットからロープに飛ぶとボジラがガットショットで迎撃。
ボジラがロープに飛ぶとエプロンからジュリアが蹴りつけて挑発し、ボジラがジュリアを睨みつけると背後から詩美がドロップキック。詩美はジュリアにタッチ。

詩美とジュリアでボジラをロープに振ろうとするが、ボジラが耐えてまとめてロープに振るが、ジュリアがドロップキックから詩美が背中にドロップキック。さらにサンドイッチドロップキックからジュリアがエルボー連打。ボジラが髪を掴んで担ぎ上げるが、ジュリアが蜘蛛の巣。ボジラは余裕で担ぎ直すと詩美が走り込んでクロスボディを発射するが、ボジラはキャッチすると二人まとめて投げ捨てる。
ボジラはなぜかSareeeも担ぐと、場外に転がったジュリアと詩美に投げつける。
ボジラは客席にジュリアを叩き込み大暴れ。リングに投げ入れると滞空式ブレーンバスターからフォールも2。
ボジラはストンピングからSareeeにタッチ。

Sareeeはミサイルキックから鎌固め。これを離すとリング中央に引きずりリバース・インディアンデスロックから腕を取ってロープを掴ませない。ジュリアはなんとか這いずりロープまで行きブレイク。
Sareeeは背中を踏み潰し、ロープの反動を使ったフットスタンプ。さらに投げようとするがジュリアが逆に高速ブレーンバスターからロープに振ろうとする。逆にSareeeが振るがジュリアはドロップキックを突き刺し詩美にタッチ。

詩美は串刺しバックエルボーから後頭部に低空ドロップキック。フォールも2。
Sareeeはエルボーからボジラを呼び込み二人でロープに振ろうとするが、詩美はSareeeをロープに振ってボジラにソバット。走り込んできたSareeeをボジラに同士討ちさせ、ボジラが走り込むと詩美はロープをたるませて場外に落とす。
詩美はラリアットからロープに飛んでSareeeにスライディングラリアットからフォールも2。
詩美は担ぐが、暴れて着地したSareeeがエルボーからロープに飛ぶが、詩美は避けてアルゼンチンで担ぐとバックフリップ。詩美はバックを取るがSareeeがカサドーラフットスタンプからボジラにタッチ。

ボジラはコーナーに振って串刺しボディスプラッシュから力任せに投げ捨て、エルボードロップからフォールも2。
ボジラはロープに振ってショルダータックルの相打ち連発。詩美がエルボーを打ち込んでいくが、受けきったボジラを見て詩美がロープに飛ぶも、ボジラはボディアタックでふっ飛ばし客席にアピール。
詩美は必死にショルダータックル連発も、受けきったボジラが担ぐが詩美は着地しバックを取る。バックエルボーで逃れようとしたボジラを避けて詩美は必死にエルボー連発。コーナーに登るが、ボジラはナックルから正面に登ると雪崩式ブレーンバスターからショルダータックルでなぎ倒しフォールも2。

ボジラは詩美をコーナー上に座らせ、そのまま担ぐも詩美は着地し胴締めスリーパー。ボジラはそのままコーナーに下がって潰して逃れるが、詩美はすぐに走り込んで飛びつき胴締めスリーパー。ボジラは力任せに正面に投げ捨て、ロープに飛んでセントーンからフォールも2。
ボジラはフロントスープレックスからリバーススプラッシュを投下しフォールもジュリアがカット。
ボジラは髪を掴んで引き起こすが、詩美はバックを取り投げ捨てジャーマン。詩美はジュリアにタッチ。ボジラもSareeeにタッチ。

ジュリアはビッグブーツで倒すが、すぐに立ち上がったSareeeとエルボー合戦。
ジュリアがエルボー連打からロープに飛ぶが、Sareeeが追走ドロップキックからロープに飛んで顔面に低空ドロップキック。Sareeeは引き起こして投げようとするが、ジュリアが切り返してカニバサミで倒すとSTF。Sareeeはロープを掴みブレイク。
ジュリアはリストクラッチ式ベアハッグスープレックスからフォールも2。
ジュリアはコーナーに上るが、ボジラが足を掴んで動きをとめるとSareeeが正面に駆け上がりヘッドバッド。さらに雪崩式フィッシャーマンバスターで叩きつけ、コーナーに登るも詩美が足を掴んで動きを止める。ジュリアが正面に登るとSareeeはヘッドバッドで迎撃するが、ジュリアはすぐに立ち上がって走り込み、掌底から正面に登ると雪崩式ダブルアームスープレックス。
ジュリアはランニングケンカキックも、避けたSareeeがスクールボーイを狙うが、耐えたジュリアがバックをとる。Sareeeが切り返してバックを取るが、詩美が走り込んでジュリアが避けるとSareeeにドロップキックが突き刺さる。
詩美はSareeeを担ぎ、その顔面にジュリアがミサイルキックを突き刺しフォールも2。
ジュリアはステルスバイパーで捕らえるがボジラがカット。
ボジラはパワーボムで叩きつけ、Sareeeがダイビングフットスタンプからフォールも詩美がカット。
ボジラがコーナーに上り、Sareeeがファンタスティックフリップで叩きつけるがジュリアが避けて自爆。詩美がSareeeに串刺しラリアットからジュリアがボジラにケンカキック。だがSareeeが詩美に裏投げも、詩美が走り込み投げ捨てジャーマン。
Sareeeとジュリアが膝立ちでエルボーの打ち合いになり、スタンドになると振りかぶってのエルボーの打ち合い。
Sareeeがエルボー連打からロープに飛ぶが、ジュリアがエルボーで迎撃しヘッドバッド連発。ジュリアは担ごうとするが、切り返したSareeeが延髄切りから投げようとする。だがジュリアはエルボーで倒すと、ランニングケンカキックを狙うがキャッチしたSareeeがジャーマンスープレックスホールドも2。
ジュリアが裏投げからフォールも2。
ジュリアはケンカキックからフォールも2。

ジュリアはグロリアスドライバーからフォールもボジラがぶっこ抜いてカット。
ジュリアは投げようとするが、耐えたSareeeにエルボーからロープに飛ぶが、ボジラがショルダータックルでふっ飛ばしSareeeが低空ドロップキックを突き刺す。詩美がSareeeをラリアットでなぎ倒し、ボジラを突き飛ばすとジュリアとダブルのブレーンバスターを狙うが、ボジラがSareeeの背中にハンマーブロー。ジュリアはボジラにビンタも、ボジラはビンタで返す。詩美がエルボーからロープに振ろうとするが、ボジラは力任せにロープに振ってダブルラリアットでなぎ倒すと、Sareeeがジュリアに裏投げからフォールも詩美がカット。

ボジラは詩美をサイドバスター。Sareeeがジュリアにリストクラッチ式裏投げを狙うが、ジュリアがSareeeにバックドロップからロープに飛ぶも、ボジラが横から突き飛ばすとSareeeがジュリアに裏投げ3連発。フォールも2。
ボジラはセカンドロープからのムーンサルトプレスを投下し、Sareeeがリストクラッチ式裏投げで叩きつけ3カウント。

Sareee「マリーゴールド、旗揚げ戦のメインで勝利しましたSareeeです。ジュリア!会いたかったよお前に。ずっとずっと会いたかったよ、闘いたかったよ。今日はねタッグだったけど、まだまだうちらこっからがはじまりだよな!もっともっとこの女子プロレス界に、熱い闘い残していくぞオラ。ついてこれんのか?」
ジュリア「後楽園ホールの諸君!ごきげんよう!おぅSareee!どんだけあの5年前、お前と闘った事が忘れられなくてよ、お前のこと今日ボッコボコにする夢まで見てるんだよこっちはわかるかオイ?やっと会えたな。ついてこれんのかってお前、日本の女子プロ界、うちらが引っ張っていかなきゃ誰が引っ張っていくんだよオイ!オイだからよ、お前に一つ頼みがあるんだよ!Sareee、私が負けていうのもなんだけどさ、マリーゴールドに、定期参戦してほしい。これで私が感じたかったもの、感じたかった闘い、それを私だけじゃない、マリーゴールドの他の選手にも味あわせてやってほしいんだよ!」
Sareee「おい今日旗揚げした団体、マリーゴールドの所属選手全員片っ端からやってやるよ!お前しっかり指導しとけよ?」

ジュリア「私と、詩美、詩美やれんのかオイ!(詩美にビンタ。詩美もビンタで返す)というわけでロッシー、Sareeeのギャラも用意しとけ!足りねーんだったら私が出す!オイ私はそれぐらいの気持ちだわかったな!だからお前、私、お前とは、シングルで、ケリをつけたいと思ってるよ!」
Sareee「臨むとこだよジュリア!やってやるよ!」

南小桃が赤と白のベルトをリング下からジュリアに手渡し、ジュリアがSareeeにそのベルトを掲げるが詩美が奪い取って客席にアピール。するとボジラが赤いベルトを奪って肩にかけ、これを詩美とジュリアが取り返そうとするがボジラは離さない。
詩美がやっと取り返すとボジラはニヤリと笑ってコーナーに上り観客にアピール。詩美とジュリアに中指を立ててリングを後にした。

すると会場が暗転し、スクリーンにマリーゴールドの花が咲いていく姿が映される。その花畑の先から7月13日両国国技館大会が発表された。
会場が明るくなると、所属全選手がリングへ現れる。
選手を代表して青野がマイク。

青野「今日、この最高の1日は、始まりの1ページです。これから、マリーゴールド、もっともっと、さらに熱くなっていくんで、応援よろしくお願いします。シャインフォーエバー!マリーゴールド!」

<試合後コメント>

Sareee
「マリーゴールド、旗揚げ戦メインイベントということで、マリーゴールドの2トップ、ジュリア、林下詩美が持ってるプレッシャーと同じぐらい私だって背負って、色んなものを背負ってこのリングに上がってるんですよ。私だって負けてられないし、相当な覚悟で来てますので、まあ今日の勝利は当たり前だと自分の中で思ってます。まあでも、ジュリアと、私はずっと闘いたいと思っていて、日本に帰って来た時からずっと思ってました。そんなジュリアとね、1年間ぐらい、まあお互い闘いたい闘いたいって言い合ってるにも関わらず、色んな事情があって対戦できなくて、今日、今日ここで再会ということで、本当にリングで会えて嬉しかったです私は。そして、私の思っていた通りのジュリアで、魂と魂の闘いができたなって、ほんとに思うし、めちゃくちゃ嬉しいです。また、この負けたくないってライバルが居てくれる事に、私は本当に今日、とても嬉しいです。こっからが、ジュリアとSareeeの闘い。今日からが始まりだと思ってるんで、次はシングル、リング上で約束したんで、必ず実現させたいと思います。今日はタッグだったんで、次は邪魔がいない、1対1で、正々堂々ジュリアと私のプロレスに対するプライドをぶつけ合いたいと思ってます。その日がめちゃくちゃ今から楽しみです。ありがとうございました」

――新しいベルトについてはどうですか?
「そうですね、ジュリアから見せつけられたんであのベルトを。ちょっと、どんなベルトなのかわかりませんがマリーゴールドの一番のベルト、参戦するからにはもちろん狙っていきますよ。そりゃあ。猪木さんが、なんかね、昔あの白ベルトを巻いて、そっからどんどんどんどん活躍していったと、ちょっと耳にしたんで、それはちょっと私も気になりますよ。猪木さんっていう名のつくベルトならば、私は、あのベルト狙いたいなと思います。そこにはね、やっぱりジュリアが対角にいてだと思うので、これからめちゃくちゃ楽しみです」

――5年前との違いは何を一番感じました?
「そうですね、正直私5年前の事あんま覚えてなくて、ジュリアと私がまあね、自分の団体のベルトを持ってシングルチャンピオン、そしてジュリアが新人としての立場の対決だったんで、ガッツのある新人だなとしか私は思ってないんで、今日は初対戦という気持ちで闘いました」

――手応えは
「手応えはめちゃくちゃあって、楽しかったですよ。思いっきりやり合える相手がここにいるなって思いました」

ジュリア&林下詩美
ジュリア「あー!いやー、悔しい!」
詩美「うん」
ジュリア「でも、やっと旗揚げ戦詩美ありがとう」
詩美「ありがとねジュリア」
ジュリア「なんか、旗揚げ準備の期間、ここまで、長いようでほんとにあっという間で気づいたら今日を迎えてて、なんかこれまでほんとに今日、今日が来るまでになんか超特急で色んな事が進みながら、不安もいっぱい正直あったけど、色んな人が集まって来て、色んな人に支えられて、なんか今日を迎えられた事が今なんかすごい、うんなんか正直感極まってしまったというか、そんな皆の期待の中で、今日負けた事が本当に悔しい!なんか感極まってたものが、なんか悔しさで全部ぶっ飛んだ!ぶっ飛んだから、絶対こっから這い上がって、見せます。この悔しさ忘れない。そして詩美ほんとに今日は、最初は上手くやっていけるかな?って思ったけど、どうなの?私は、詩美が隣に居て、負けたけど、なんか心強く思いました」
詩美「ジュリア、まあ、最初から不安ばっかりだったんだけど、でも今日、そうだね、すごい頼もしさがあって、コーナーでジュリアが待ってくれてるってだけで頑張れる気にもなったし、すごい楽しかったよ。でもまあ、やっぱ、対角が似合うかもね私達は。今日は今日ですごい楽しかった。次はまた対角で。一緒に頑張っていけたらいいんじゃないかな。今日は、一番でっけえでっけえボジラとぶつかって、自分はあんなバカでかい奴をぶつかってぶん投げるの大好きだから、そして、Sareee、スターダム、じゃない間違えました。失礼しました、マリーゴールド、5年、6年近く染み付いたものが失礼しました(苦笑)マリーゴールドに、来てくれるんだったら!今日は私まだ全然Sareeeとやりあえてないから!私にも是非、その闘い教えてくださいよ。今日は負けちゃったけど、スタートから負けって言っちゃえばそれまでなんだけど、私はこの負けをマイナスに考えてないので、まだまだ歴史の始まりの第一歩なんで、ここからどんどんどんどんぶち上げていきますよ。楽しみにしててください」
ジュリア「マリーゴールドの歴史は今日始まりました!女子プロ界に旋風を、起こす!詩美、やってやりましょうよ!」
詩美「やってやるよ!」
ジュリア「Sareeeぶっ飛ばしてやる!」
詩美「ボジラぶっ潰してやるよ!」
ジュリア「シャー!ありがとうございました!」
詩美「あざっした!」

<ロッシー小川代表総括>

「正式に発表してから約1ヶ月ほどで今日この日を迎えたんですけど、まあなんかこのメンバーで何年もやってるような気がしてならないぐらいに、密度の濃い時間を過ごしてきました。今日こうやって旗揚げ戦が札止めになって、全体的に激しい試合が続いたかなって。これがマリーゴールドの試合になるのかまだわからないですけど、なんかどっちかっていうと、なんか一番激しい団体になってしまうんじゃないかと(苦笑)色々ちょっとそれがあれなんですけど、色んなタイプの選手いますんで、まあジュリアとSareeeもあれだけの試合をして、まあ窮地を支えてくれた」

――両国でタイトルマッチになりそうですか?
「可能性はあるんじゃないですかね。せっかく両国をいきなり発表しましたんでね。この勢いにのってね、どんどんどんどん進んでいきたいと思います。でも元アクトレスの選手たちも初めて見たんですけど、結構激しいなと思って。なんか、なんかその激しさが定義づけられちゃうのもどうなのかなってところがあるんですけどね」

――もっと色んなものを見せていきたいと
「そうですね。激しいのもあっていいんですけど、今日はそれに特化しちゃったかなみたいな。まあそれだけ力が入ってたんだと思うんですよ。旗揚げ戦だからね。やっぱり選手によっては1ヶ月も1ヶ月半も久しぶりのリングっていう選手もいましたんでね。そこはみんなもう全部出し尽くしたんじゃないですかね」

――ボジラのお客さんの反応がすごかったですが
「ボジラ?予想通りですね(笑)なんかああいう感じになって、メーガンって居たじゃないですか?メーガンの似たタイプかなって思ったんですけど、またメーガンともちょっと違うなって。まあ二十歳なんでねまだね。末恐ろしい」

――2つのタイトルは王座決定戦をやるのかリーグ戦やトーナメントなのか
「両国でやりたいですね」

――決定戦を?
「はい。できたら」

――2つとも
「そうですね」

――1DAYトーナメントとかは
「1DAYやってる時間もないんで、それの前にやって。どうだったですかね今日マリーゴールドっていう、なんとも定義付けはできないですけどね。どういう団体かっていうのは。それは次の試合、また次の試合で形ができてくるんじゃないかと思います。まあ期待度は高く」

――演出も新しくやっていましたがどういうイメージで
「そうですね、でもまだなんか、なんか手作りな感じが全体的にしたんで、まあそれはどんどん完成形に近づけていったらいいと思います」

――両国は全タイトルの決定戦になりそうですか?
「なんとも言えないですね。ベルトがそこまでにあるのかもわかんないし。まあ2つはやりたいですね。両国はもう、なんだろうこの勢いで進みたい。今日は1500人だったから、まあ倍集めれば3000人じゃないですか?だから別に両国もできないことはないと思ってます」

――スターダムの時もそうでしたが3000人が一つの目安?
「そうなってますね~。でもそれを打破していかなきゃいけないし、でもそれにはやっぱ時間がかかってきますけどね」

――当面の目標は3000人の壁を突破
「それより一個一個の会場で充実させるって事ですね。ビッグマッチをやればいいわけじゃないので、充実した内容でやるっていうことが大事なので」

――全員素晴らしい試合でしたがあえてMVPを選ぶとしたら
「うーん、ボジラじゃないですかね(笑)まあ、でも、青野未来の試合とか実際初めて見たんで、あぁこういう試合すんのかっていうのはわかりましたね。あと皇希とかはすごい期待されてるんで、逆にこう、キャリアがまだないじゃないですか?それをどう克服していくかですよね」

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