知ってた?iOS 17の便利機能「早期リマインダー」で遅刻が減りそう

リマインダーを設定するとき、そのスケジュールの時間に対して、リマインダーをどう設定するか悩むことってありませんか? 例えば8時30分に自宅を出発したい場合、その時間ぴったりにリマインダー通知されてもバタバタしてしまうから、身支度の余裕を見て15分前の8時15分に通知してほしい。でも家を出るのは8時30分だから、その時間ぴったりの通知もやっぱり必要……みたいな。

そんなとき便利なのがiOS 17で追加された「早期リマインダー」設定。この新設定を使えば、リマインダーの[日付]と[時刻]は8時30分に設定しつつ、[早期リマインダー]設定で[15分前]にも通知を追加できます。すると8時15分と8時30分のそれぞれで通知が行われるので、「8時15分の通知で支度開始→8時30分の通知で出発」というスケジューリングを確実にこなせるわけです。

[日付][時刻]に対しての5分前/15分前/30分前/1時間前などに[早期リマインダー]を設定可能

早期リマインダーは5分前/15分前/30分前/1時間前/2時間前/1日前/2日前/1週間前/1か月前/カスタムから選択できます。カスタムでは3分前や12時間前など、極端な設定もできます。

ただし注意点がひとつ。早期リマインダーの通知を受けた時点でリマインダーを実行済みにした場合、そのリマインダー本来の設定日時での通知は行われなくなります。先ほどの例だと、8時15分の早期通知の時点でリマインダーを実行済みにした場合、8時30分の通知は行われなくなるわけです。「2段階通知がほしい場合、早期通知時点では実行済みにしない」ように気をつけましょう。

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