中高生向け探究学習プログラム「TWICE PLAN」を学校に無償提供、補助金活用にて

by 正田拓也

探究学習プログラム「TWICE PLAN」のワークを教育機関に無償提供

株式会社トゥワイス・リサーチ・インスティテュートは、探究学習プログラム「TWICE PLAN」のワークを、学校などの教育機関に無償提供が可能になったことを発表した。

同社は経済産業省の「働き方改革支援補助金2024」の交付対象事業者に採択され、同社に申請・採択された教育委員会や学校はTWICE PLANのワークを2025年3月31日まで無償で利用できる。

TWICE PLANは、実社会に即した多様な課題解決を通じて、生徒たちが実社会で必要とされる力をトレーニングできるプログラム。1コマが45分で、最低4コマから実施できる。補助金で提供できるワークは以下の8つとなる。

補助金で提供できる8つのワーク

「人間ドキュメンタリーワーク Intensive」:リサーチをして偉業を成し遂げた人物の「ドキュメンタリー」を制作
「自分史ワーク Intensive」:周囲への取材や対話をもとに自分自身の人生の過去から未来に渡る「自分物語」づくり
「企業インターンワーク Intensive」:インターンとして各企業のリアルな課題に取り組み、本格的な課題解決に挑戦(2024年度協力企業:江崎グリコ株式会社、シチズン時計株式会社、株式会社 明治、森永乳業株式会社、株式会社ローソンほか)
「論文ワーク Intensive」:自分の好きなものをテーマに対話を通じて、論理的・客観的に文章を書く
「ムービーワーク」:学校の好きな場所や好きな時間を話し合い、自分たちの学校をテーマに紹介ムービーを制作
「学校フリーペーパーワーク」:クラスに編集部を作り、学校の魅力を地域に伝えるフリーペーパーを制作
「地元企業インターンワーク」:地元企業のインターンとして、地域社会や企業の課題解決に取り組む(実施可能な地域のみ。要問い合わせ)
「グローバルリサーチワーク」:クラスで協力して地球上で起こっていることを徹底調査し、独自の視点で調査レポートを作成

なお、プログラムに申し込みすれば、補助金の申請や実施報告はトゥワイス・リサーチ・インスティテュートが行うという。プログラムの申し込みは、5月28日(火)までとなるため、同社は早めの申し込みを呼びかけている。

© 株式会社インプレス