「人身被害が起きないようスムーズに対応」 北海道浜中町でクマ出没を想定した訓練

北海道浜中町で市街地などにクマが出没したことを想定した訓練が行われました。

20日、浜中町藻散布で行われた訓練は、厚岸警察署や浜中町、猟友会が合同で実施したもので、クマが市街地に出没したことを想定し爆竹を使って森へ追い払ったり、港に留まるクマを猟銃で駆除する訓練を行いました。

厚岸町などでは去年、牛60頭以上を襲い駆除されたクマ「OSO18」が出没したエリアで地域のクマへの警戒感は以前より高まっているといいます。

厚岸警察署 藤瀬和彦地域交通課長)

「町民からの意見でも感じる。人身被害はOSOじゃなくても発生する危険性が非常に高い。そういうことが絶対ないようにスムーズに対応したい」。

(c)HTB

© HTB北海道テレビ放送株式会社