ノオミ・ラパス、新作伝記映画でマザー・テレサを演じる

ノオミ・ラパス(44)が新作映画でマザー・テレサを演じることになった。マザー・テレサの人生における重要な7日間に焦点を当てたという伝記映画『マザー』でノオミはカトリック教会の聖人として主演を果たす。

ハリウッド・リポーターによると、テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ監督による同新作は、インドのコルカタにあるロレト・エンタリー修道院を離れたテレサが自身で修道会を立ちあげるという決断を中心に描かれるという。

1997年9月に87歳で亡くなったテレサ、ミテフスカ監督は英語作品デビューとなる同新作についてこう語っている。「一人の女性として共感し彼女の中に自分自身を見出しました」「ノオミはこの役に最適な候補者です」「ノオミはこれまで、映画『ドラゴン・タトゥーの女』や『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』などに出演してきました」

映画界で大成功を収めているノオミだが、俳優業とプライベートの間でバランスを取るのに苦労しているそうだ。21歳の息子レフを持つノオミは最近、ガーディアン紙にこう明かしていた。

「絶え間ない戦いがあって心の中で葛藤がある」「息子は私の全てよ。でも私は家にずっといられる母親じゃなくて、そんなの無理だしね。私らしくないから。自分の夢のために戦い、自分の信念を貫き、何でも出来ると言えるような人になりたい」「貧しい農家の出身で、学歴もなく、ドアが開かれたことはなかった。お金持ちじゃないわ」「だから、ただひたすら自分の人生を歩んできただけで、息子はその同伴者。私たちはさまざまな章を通じて一緒に歩いてきたから離れているのが辛いの」

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