即完売した「トヨタ・シエンタ対応 車中泊キット」VANLIFE ROOMKIT、一般販売開始

株式会社RESTOREが運営するYURT(ユルト)は、2024年5月18日から19日に開催された「FIELDSTYLE JAPAN 2024」で即完売したトヨタ・シエンタ対応の天然木製車中泊キット「VANLIFE ROOMKIT(バンライフ ルームキット)」の一般販売を開始しました。

トヨタ シエンタは、日本国内の道路事情に対応するために開発された5ナンバーサイズのミニバンです。2022年に登場した現行型の外観は「シカクマルシルエット」と称され、フロントドアとスライドドアのウィンドウが縦に広げられていることが特徴です。また、バンパーコーナーやルーフの角が丸められた形状で、プロテクションモールがバンパー先端部に採用され、掠り傷が目立たない設計となっています。内装デザインにおいても統一感が重視されており、ドアポケット、サイドレジスター、メーター、シフトなどが「シカクマル」のフォルムで統一されています。また、収納スペースにはピクトグラムのサインが配されており、収納する物が一目で分かる工夫が施されています。

VANLIFE ROOMKITは、「日常は乗用車、週末は好奇心を掻き立てるクルマ」というコンセプトで設計されています。このキットの最大の特徴は、特許出願中のシステム(特願2024-79787)を使用し、4つの異なるモードにシームレスに切り替えることができる点です。

フルフラットのルームモードでは、フローリングを広げることで大人二人が余裕を持って寝られる広さを実現します。乗用車モードに切り替える際は、フローリングを10秒程度で折りたたむことができ、5人乗りの乗用車としても使用可能です。

リビングモードでは、片面のフローリングを収納し、天板を室内テーブルとして設置することで食事やワーケーションに最適な空間を提供します。そして、アウトドアモードでは、天板を調理やアウトドアチェアとして使用できるテーブルに変換することができます。

このキットは、高級家具を手掛ける木工職人が無垢材を使用して手作りしており、肌触りや香りが良く、経年変化を楽しめる仕上がりとなっています。また、構造変更不要で車検もそのまま通せる仕様であり、工具を使わずに脱着が可能です。

販売価格は680,000円(税込)で、取り付け工賃は無料です。制作納期は代金支払い後1-2ヶ月で、取り付け作業は2〜3時間程度で完了します。取り付けは静岡県焼津市のClassca工場で行われます。

YURT(ユルト)| 日常使いもできる旅するクルマ (yurt-trip.jp)

© シクロライダー編集部