元プラマイ・兼光が相席食堂に、番組史上初の1人で1時間SP

MCの千鳥が、芸能人のロケする姿にツッコミを入れていくバラエティ番組『相席食堂』(ABCテレビ)。5月21日放送回では、『がんばれ兼光!相席』と題し、2024年2月、21年間組んだ漫才コンビ「プラス・マイナス」を解消した兼光タカシが、ピン芸人として登場。番組史上初の、ひとりで1時間SPをお届けする。

5月21日放送の相席食堂より(C)ABCテレビ

福井県若狭町は三方五湖や若狭湾など、日本有数の水に恵まれた街。「ピン芸人の兼光です!」と登場するやいなや、千鳥も「がんばれよ~!」「これが男の正念場の顔」と、新生・兼光タカシに反応する。

「相方がぶっ飛びました!」「急に解散することになってビックリしてます」と話し出す兼光。1年前、念願だった『上方漫才大賞』に輝き、劇場出番は月70回を超えるなど、漫才で安泰になるはずだった。しかし突然、LINEで解散の連絡をもらい、コンビは解消。79歳までの家のローンを抱え、高級車が届き、もうすぐパパになるというその時だった。そして現在、ピン芸人に・・・。

「ロケやトーク番組でがんばりたい!」と、三方五湖の山頂公園で年配の家族と相席する兼光。思わず、「1億数千万円のローンがある」とグチると、お母さんに「新しいスタート!」と励まされる一幕も。今回がピン芸人としての生命をかける勝負ロケ、その後も何のためらいもなく湖落ちし、美輪明宏になりきり天然の鰻に舌鼓を打ち、十八番のオール巨人師匠で居酒屋相席もこなす。

そしてなんと、ロケは2日目に突入。常神半島の漁師さんたちと合流し、若狭湾沖の定置網漁に同行させてもらうことに。「鯛が獲れたら、(兼光は)もってる!」と漁師が煽るなか、兼光の正念場・ピン芸人1年目挑戦が始まる。この模様は5月21日・夜11時10分より放送される。

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