NOAH女子がマリーゴールド旗揚げ戦に殴り込み!庶民レスラーが貴婦人様をボロ雑巾に

20日、東京都・後楽園ホールにて『マリーゴールド旗揚げ戦 Marigold Fields Forever』が開催。マリーゴールドとNOAH女子の因縁が激化した。

マリーゴールドはロッシー小川が代表取締役となって創設された新団体。
スターダムを退団したジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣(元:桜井まい)、ビクトリア弓月(元:弓月)の5選手に加え、元全日本女子プロレスで元スターダムの高橋奈七永、元アイスリボンでスターダム『NEW BLOOD』で偽中野たむとしてプチブレイクした石川奈青が所属となることに。
さらに、アクトレスガールズの風香プロデューサーが青野未来、澄川菜摘(翔月なつみ)、松井珠紗、CHIAKI、皇希(天麗皇希)、後藤智香と一線級の6選手を引き連れて入団したことで女子プロレス界は大騒ぎに。

加えて、元スターダム練習生の南小桃、元アイスリボンの南ゆうき、南とアイドルユニットを結成している咲村良子、咲村と同事務所の橘渚というグラドル3人が練習生として所属。さらに旗揚げ戦には“元祖グラレスラー”愛川ゆず季の来場も発表されるなどマリーゴールドは旗揚げ前から強大な勢力を持つ団体としてプロレス界の台風の目となっている。

マリーゴールドは旗揚げ前からNOAHのリングに乗り込んで喧嘩を売り、今月4日に行われたNOAH主催の両国国技館大会で対抗戦を実施。この試合ではマリーゴールド勢が勝利を収めたが、NOAH女子の急先鋒たる野崎渚がマリーゴールド旗揚げ戦に乗り込むことを宣言。
野崎はジュリアとの一騎打ちを熱望していたが、桜井が「貴女がジュリアに勝つなんて一万年早いのよ!」と鉄砲玉役を買って出たことで桜井麻衣&ゼイダ・スティールvs野崎渚&マイラ・グレースのタッグマッチが決まった。

試合が始まると、大舞台で浮足立つゼイダ&マイラをよそに桜井と野崎が真っ向から顔面を蹴り合う壮絶な試合を展開。
桜井はミラノ風おパラダイスロックや野崎のお株を奪うおしゃれキックを繰り出すなどやんごとなきファイトを見せていくが、野崎が多彩なノアールランサーで桜井の顔面を容赦なくぶち抜いていったことで鉄壁のおメイクが崩壊寸前に。
ゼイダのアシストもあって敗北こそ回避したものの、桜井は野崎を仕留め切れず結果はフルタイムドロー。試合を終えても野崎と桜井、ゼイダとマイラが髪を掴んで乱闘を繰り広げた。

おマイクを取った桜井は「札止め(さつどめ)の、後楽園ホールにお越しの庶民の皆様ごきげんよう!こんなにボロボロの姿でおマイクするの初めてですわ!今日はマリーゴールド旗揚げ戦という特別な日に?庶民レスラー、野崎渚に勝てなかった。こうなったら、決着つくまでやり合いますわ!」と身分の差を分からせるまで闘うことを宣言。

一方、野崎は「大事なマリーゴールド旗揚げ戦で、貴婦人さんはあんなんでいいんでしょうかね?私はすごく今日の結果は悔しいし、もっともっと熱い、刺激のある試合していきたいと思ってるから。今日は私疲れてないので。ちょっとお客さんはすごく温かく見てくれたかもしれないけど、私はすごい反省ばかりだなと。もっともっと、もっともっとやり合いたいです」とマリーゴールドへの継続参戦を熱望した。

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