21チームがチーム合同練習を開始

NFLロゴ【AP Photo/Kyusung Gong】

ほとんどのチームが今週もNFLの自主参加のオフシーズンワークアウトプログラムを強化し続けている。

現地20日(月)から、アリゾナ・カーディナルス、ボルティモア・レイブンズ、バッファロー・ビルズ、カロライナ・パンサーズ、シカゴ・ベアーズ、グリーンベイ・パッカーズ、ヒューストン・テキサンズ、ジャクソンビル・ジャガーズ、カンザスシティ・チーフス、ラスベガス・レイダース、ロサンゼルス・チャージャーズ、ロサンゼルス・ラムズ、マイアミ・ドルフィンズ、ミネソタ・バイキングス、ニューイングランド・ペイトリオッツ、ニューヨーク・ジャイアンツ、ニューヨーク・ジェッツ、フィラデルフィア・イーグルス、サンフランシスコ・49ers、シアトル・シーホークス、テネシー・タイタンズの21チームがOTAと呼ばれるチーム合同練習を開始する。

アトランタ・ファルコンズとワシントン・コマンダースは先週からOTAを開始。クリーブランド・ブラウンズ、ダラス・カウボーイズ、デンバー・ブロンコス、デトロイト・ライオンズ、インディアナポリス・コルツ、ニューオーリンズ・セインツ、ピッツバーグ・スティーラーズ、タンパベイ・バッカニアーズはいずれも5月21日(火)から開始予定だ。NFLの32チームで最後にOTAを開始するのはシンシナティ・ベンガルズで、28日(火)から始めることになっている。

OTAでオフシーズンプログラムのフェーズ3がスタートし、その期間は4週間とされている。チームは計10日間のOTAを行うことが可能だ。実践的なコンタクトは許可されていないが、7対7、9対7、11対11でのドリルは実施できる。OTAが始まるということは、これまでのオフシーズンワークアウトで見てきたものよりも実際の練習に近いものが見られる時期がやってきたということだ。

現在もまだオフシーズンであり、各チームがプログラムを導入して選手たちが足慣らしをしているところだが、月曜日からほとんどのチームが少なくともフィールドに立つことになる。ジェッツのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースのような選手は、復帰に向けて取り組みを続けることが可能だ。ベアーズのQBケイレブ・ウィリアムズやコマンダースのQBジェイデン・ダニエルズ、ペイトリオッツのQBドレイク・メイ、ブロンコスのQBボー・ニックスといった新人選手たちはベテランのチームメイトとのセッションに参加する。一方で、スティーラーズのベテランディフェンシブタックル(DT)キャメロン・ヘイワードのように、契約交渉の意思表示として自主参加のワークアウトを欠席する選手もいる。

【RA】

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