銃で撃たれてから3週間、元気な姿でルートを走るテキサンズWRデル

ヒューストン・テキサンズのタンク・デル【AP Photo/Eric Gay】

銃で撃たれてから数週間がたったヒューストン・テキサンズのワイドレシーバー(WR)タンク・デルが、回復に向かっているようだ。

デルのトレーナーであるデルフォンテ・ダイアモンドは、デルが足の後部に銃撃を受けてから3週間後に元気よくルートを走る動画を投稿した。

「滑らかな走り!」

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ダイアモンドは最近、『KPRC 2 Houston(KPRC 2ヒューストン)』のアーロン・ウィルソンに対して、デルは「準備万端だ」と伝えていた。

ダイアモンドはこう続けている。

「彼のメンタルはいい状態だ。いつも笑顔だ。ハグしてくれた。俺のことが大好きだとも言ってくれた。“仕事の時間だ”と言っていたよ。彼はいい精神状態にある」

デルは現地4月27日(土)にフロリダのバーで発生した銃撃事件で被害を受けた10人のうちの1人だった。10人全員が一命を取り留めている。デルにとって、これは不運な場所に不運なタイミングで居合わせたという状況だったが、幸いにも深刻なケガを避けることができた。

最近のビデオを見る限り、デルはこの状況を考慮に入れればいい状態にあると言える。テキサンズは月曜日からOTA(チーム合同練習)を開始するが、この銃撃を受けて持続的な問題を抱えていないことを確認するため、7月のトレーニングキャンプまでデルをサイドラインで待機させるかもしれない。

デルはルーキーシーズンの終盤を足の骨折で欠場したが、現在の回復ペースを考えると、2024年にNFLで最も爆発力のあるオフェンスになる可能性があるテキサンズのために、シーズン第1週のフィールドに立つはずだ。

【KO】

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