“つむじ風”春の体育祭で相次ぐ 身を守るには

春の体育祭シーズンが始まりました。晴天に恵まれた19日、相次いでグラウンドにつむじ風が発生しました。

身を守るために出来ることとは…「紙が飛びよう」19日午前11時すぎ筑紫野市の中学校で体育祭の最中につむじ風が発生しました。

「生徒の皆さん離れてください」つむじ風はつづけて2回発生しましたが、数分で収まり生徒全員の安全とけが人はいなかったため競技は再開されました。

「やばいやばいやばい」その30分後、長崎県大村市の中学校のグラウンドでも…「キャー!!」

最初は風の勢いで舞う程度だった砂ぼこり。徐々に勢いを増し、激しく渦を巻きながら椅子やテントをなぎ倒しました。

「大丈夫。当たってない?」この「つむじ風」でテントを抑えようとした保護者2人が軽いけがをしたということです。

体育祭シーズン到来に相次ぐ「つむじ風」…どのようにして発生するのでしょうか。

福岡管区気象台防災気象官・渡邉剛さんは

「周りに吹き飛ばしやすいものがあれば「つむじ風」は見える。グラウンドの砂や大きいものならテントとか日中イベントをやっている時などは注意が必要だと思います」と説明しています。

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