［２０日 ロイター］ - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、遠藤航の所属するリバプールは２０日、今季限りで退団するユルゲン・クロップ監督の後任にアルネ・スロット監督が就くことを発表した。労働許可証の取得を経て、６月１日に正式就任する。
スロット監督は２０２１年から今季までフェイエノールト（オランダ）で指揮官を務めた。就任初年度に欧州カンファレンスリーグで準優勝、２２─２３年シーズンはリーグ優勝、上田綺世が加入した今季はオランダ・カップでタイトル獲得と実績を積んできた。
新監督はフェイエノールトの公式ウェブサイトに掲載された声明で「これまで多くの素晴らしい時間を過ごし、多くの素晴らしい人々と成功を収めてきたクラブを去るというのは、決して簡単な決断ではない。だが、プレミアリーグで、世界最大のクラブの一つで監督になれるチャンスを無視するのは難しい」と胸中を明かした。
クロップ監督は１月に今季限りでリバプールを離れることを発表。後任を巡って多くの臆測が流れたが、１７日にスロット監督が就任を認める発言をしていた。
