サッカー=ユベントス引き分け、監督交代後の初戦 ベローナ残留

[ボローニャ(イタリア) 20日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエAは20日、各地で試合を行い、ユベントスは終盤のゴール連発で敵地でボローニャと3─3で引き分けた。

ユベントスは17日、イタリア・カップ決勝での不適切行為によりマッシミリアーノ・アレグリ監督を解任。パオロ・モンテロ暫定監督の就任初戦となったこの試合は前半早々に2失点すると、後半序盤にもゴールを割られて0─3と厳しい状況となった。

しかし、同31分にフェデリコ・キエーザが反撃の口火を切ると、同38分にはアルカディウシュ・ミリクがFKを決めて1点差に。ユベントスはその1分後にもゴールを奪って立て直した。

モンテロ暫定監督はDAZNで「私としては引き分けは妥当な結果だと思う。水曜日(イタリア・カップ決勝)の勝利は重要だったし、精神的に少し消耗していて、今力のあるボローニャのようなチームと敵地で戦えば、苦戦することになる。選手はプライドを持って反撃し、ユニホームへの忠誠を示した」と語った。

もう1試合では、ベローナがすでに降格の決まっているサレルニターナに2─1で競り勝ち、セリエA残留を確定させた。

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