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矢野が後輩へのリベンジに燃える。15日のヤクルト戦(松山)でプロ初登板初完封を喫した松本健だ。亜大では1学年下で一緒にプレー。「普段はゆったりしているけど、マウンドではメンタルが強く動揺しない。試合をつくれる投手」と、かつての仲間を評した。
多彩な変化球を低めに集められ、チームはわずか3安打。矢野も2打数無安打に終わった。「どの球種もレベルアップしている。腕の振りが全部一緒で分かりづらい」と、改めて手ごわさを痛感する。
試合前日には「打たないでくださいよ」と声をかけられたという。「次は打ちたいし、チームとしてもリベンジを」。強豪大学で主将を務めたプライドに、再び火がついた。