香芝市長選挙 三橋和史さんが初当選

任期満了に伴う香芝市長選挙で無所属で新人の三橋和史さんが初当選を果たしました。

開票結果です。三橋和史=無所属・新・当選、9215。福岡憲宏=無所属・現・8187。吉田弘明=無所属・元・7542。中瀬弘=無所属・新・2021。投票率は43.22パーセントで、前回4年前を0.13ポイント上回りました。

元奈良県職員で弁護士の三橋さんは「子ども真ん中社会」を目指し、いじめ対策や防犯対策の徹底のほか小中学校入学時の制服の無償化などを訴えました。また、高齢者の買い物補助といった安全安心な生活の保障などを公約に掲げ、現職と元職など4人の激戦を制しました。

初当選した三橋和史さん

「父になるなら母になるなら、この香芝だと選ばれるまち。奈良県一は当たり前、日本一のまちにしていきたい。子育て世代として三児の父ですので、当事者の目線に立って、きめ細やかな行政を実現していきたい」

一方、新人に敗れた現職と元職は…。

福岡憲宏さん

「この4年間でやってきたことに対して評価がいまいち良くなかった。未来に対する期待というのを私が示せなかったのかなと」

吉田弘明さん

「一つは世代交代なのかなという気はします。自分なりには具体的に政策を訴えてきましたので、それがなかなか浸透しなかったのかなと」

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