警察官2人がクマに襲われた鹿角市の山林で発見の遺体 搬送に向けて林道を整備する作業始まる 作業の進捗状況踏まえ警察が搬送方法を検討 秋田

5月18日に男性1人の遺体を搬送しようとしていた警察官がクマに襲われた秋田県の山林では遺体の搬送に向けて林道を整備する作業が行われています。

秋田県鹿角市の山林では21日午前8時40分から車両が通行できるように重機1台を使って遺体が発見された現場に通じる林道の整備作業が始まりました。

この山林では18日午後、遺体の搬送をしようとしていた20代と40代の男性警察官2人がクマに襲われました。現場近くでは、タケノコ採りのため入山していた青森県の64歳の男性の行方が15日から分からなくなっていて、警察官は搬送にあたっていたところ、その男性とみられる人が顔に傷のある状態で死亡していた場所で相次いでクマに襲われたということです。

警察では今後、林道整備の作業の進み具合をみて遺体の搬送方法を検討する予定です。

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