「行き先は分かっていますよね?」ムバッペが250名招待で最後のディナー、代理人務める母親の発言が注目

左からキリアン、ファイザ・ラマリ、イーサン[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)からの退団を正式に発表したフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)だが、代理人を務める母親が注目発言をしたと話題だ。

2017年8月にモナコからレンタル移籍でPSGに加入。そのまま完全移籍したムバッペ。PSGでは7シーズンを過ごし公式戦307試合で256ゴールと圧倒的な結果を残した。

エースでもあるムバッペは、幾度となく移籍の噂が浮上。それでもPSGでのプレーを続けてきたが、契約満了を迎える今シーズン限りでの退団を表明した。

行き先こそ明かされていないが、予てから噂に上がっているレアル・マドリー行きが濃厚と見られている。

一方で、すでに優勝も決まっているPSGだが、直近の2試合ではムバッペをメンバー外にしており、本格的に別れた中での戦いに備えている状況だ。

そんなムバッペだがフランス『ル・パリジャン』によれば、20日にパリでの最後のディナーパーティーを開催したとのこと。第8区にある有名なイタリア料理レストラン「ジジ」で250名を招待して行われたという。その中にはチームメイトらも参加した一方で、ナセル・アル・ケライフィ会長は不在。両者は口論があり、良い関係ではなくなっているようだ。

すでに最後の戦いも終わっているPSG。ムバッペが最後のパリでの時間を楽しむ中、かつてはハンドボール選手として活躍し、ムバッペの母親で代理人も務めるファイザ・ラマリさんが、ムバッペの行き先を報道陣に問われた答えが注目されている。

「正直に言って、どんな別れもそうだけど、この数年間は魔法のようだった。パリは魔法の国で、とても活力を与えられたわ」

「もう行き先は分かっていますよね?」

一般的なムバッペの行き先として見られているのはマドリー。他のクラブもかつて関心は寄せられたが、この答えかたはマドリーだと見られている。

ユーロ2024に臨むフランス代表としてもプレーするムバッペは、29日からキャンプに参加。その前に、移籍が正式決定すると見られている。

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