クリス・ステイプルトンとデュア・リパが、先週木曜日の夜に開催された【アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アワード2024】（ACM）で、ステイプルトンによる2023年のアルバム『ハイヤー』収録曲「Think I'm in Love With You」のコラボ・バージョンを披露したのは、授賞式最大のサプライズのひとつとなった。
現地時間5月20日、このパフォーマンスの音源が正式ににリリースされ、現在すべてのストリーミング・プラットフォームで視聴可能となった。
リパが、【ACMアワード】の夜に米ビルボードに語ったところによると、“彼の大ファンだった”ことが、ステイプルトンにコラボレーションの話を持ちかけるきっかけになったそうだ。「彼は才能に長けていて、私は長い間彼のファンでした。今夜のためにこの曲をどのように再構築し、本当に特別でユニークなものをもたらすことができるか、一緒にアイデアを出し合う機会を与えられました……こういったエキサイティングだと思える何かを作り上げたり、行ったりできる瞬間があるからこそ、ミュージシャンであることに喜びを感じます」と彼女は説明していた。
一方、ステイプルトンは、米エンターテイメント・トゥナイトに対して、コラボレーションに関する話し合いはしばらく行われていたが、パフォーマンスのリハーサルを行ったのは授賞式のわずか数日前だったと付け加えた。彼は、“彼女は身を任せてくれたんだと思う”と話し、「コラボについて電話で話し、少し取り組んでいた。でも、実際これをまとめたのは2日前だったんだ……かなり忙しいプロセスだったけれど、最高だったよ」と語った。
ステイプルトンの『ハイヤー』は、今年の【ACMアワード】で＜年間最優秀アルバム＞に輝き、同部門で4度目の受賞となった。一方、デュア・リパは今月初めに3rdアルバム『ラジカル・オプティミズム』をリリースしたばかりだ。
