普代村が課税ミス、追加や返還発生へ 21~23年度村・県民税

 岩手県普代村は20日、2021~23年度の村・県民税で課税ミスがあったと発表した。これに伴い国民健康保険税(国保税)などでも追加課税が発生。計138万300円を返還、計72万1700円を追加課税する。

 村によると、村・県民税の過大徴収は18件(17人)、過小徴収が10件(10人)。国保税の過大徴収は6件(6人)、過小徴収が6件(同)。高齢者医療保険料と介護保険料も追加課税が発生する見込みで、現在、詳細を調べている。

 いずれも役場以外で確定申告をしたケースで、税務署から送られたデータを申告受付システムへ取り込んだ際に情報が上書きされなかった。後の課税データの確認を担当職員が怠ったため誤りに気付かなかった。

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