今年３月、広島市中区で、帰宅中の女性がカバンをひったくられた事件で、警察は、広島市に住む自称・自営業の男を強盗致傷の疑いで逮捕しました。
警察によりますと逮捕された自称・自営業の宮島達也容疑者（５５）は、今年３月、広島市中区宝町の路上で、歩いて帰宅していた女性に軽自動車で接触したあと、女性が持っていた現金１万５０００円などが入ったカバンを奪った疑いがもたれています。
宮島容疑者は追い抜きざまに女性に接触したあと、さらにバックで戻って接触し、運転席の窓からカバンを奪ったとみられています。
女性はカバンを掴んだまま数十メートル引きずられ、左足を打撲するなど軽傷を負いました。
警察は周辺の防犯カメラの映像や目撃者の情報などから、宮島容疑者を特定し、２０日、逮捕したものです。
警察の調べに対して宮島容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認しています。
警察は詳しい犯行の状況を調べています。
