医師に突撃取材! 40代のシミ、シワ、たるみ…スキンケアでは限界!? 「美容医療」やる? やらない?【前編】

By 西嶌 暁生

老化による肌の悩みが増え、悩み続けて数年…。スキンケアやエステサロンでのケアも限界かも。美容医療が気になるけれど、知識ゼロ、経験なし、ネガティブなイメージもある。だけど、最近は肌に負担なく、ダウンタイムもない治療法もあるとか。そこで、人気漫画家の腹肉ツヤ子さんとエイジングが気になる編集マチが、恵比寿こもれびクリニックの西嶌暁生(にしじま あきお)先生に「美容医療」の基本や疑問を突撃取材! 2回に分けてお届けしていきます。今回はその前編です。

「美容医療」のはじめの一歩。老化(加齢)との向き合い方や美容クリニックの選び方

エイジング世代(この記事では40代以降とする)が本気で「美容医療」をやるか、やらないかを考えたとき、かかり方や決断する際のポイント、クリニックの選び方、気をつけることなど、知識や経験がないと何をはじめたらいいのかわからない…。

そこで、アンチエイジングが気になる私たち(漫画家ツヤ子、編集マチ)が、「美容医療」の基本的な疑問やアレコレを、恵比寿こもれびクリニックの西嶌 暁生(にしじま あきお)先生に取材してきた内容を漫画でお届けしていきます。

ほかの世代、美容が気になる人、みんなに参考になればうれしいです。

シミやシワ、たるみなどは、40代になるといい化粧品を使っていても、効果は出にくいのでしょうか?ーの質問に対して先生の回答はー。

「基本的に、シミ、シワ、たるみなどのパーツ的な悩みはセルフケアでは改善しません。また、解剖学的な悩み(眼瞼下垂、クマ、薄毛、マリオネットラインなど)もセルフケアでは改善しません。だけど、肌質、敏感肌、ニキビ肌、毛穴など、肌全体の悩みに関しては、スキンケアで改善の余地はあります。まずは、いろいろ足していたものを減らす、リセットするなどして、ケアの見直しをしてみてください」(西嶌先生)

美容も健康も予防が大事。そのなかで、セルフケアやスキンケアは予防という考え方に納得。肌の状態は年代で変わるし、季節の変わり目や体調でも微妙に違う。だから、今の肌の調子はどうなのかなと観察して、ケアを見直すことが大切ですね。
また、本気で美容医療を考えたときの美容クリニックの選び方やポイント、すぐに決めない! なども知っておくと迷ったときなどに参考になります。

最近の美容医療は最先端医療など進化していて、どこまでも若返りできそうな期待もあります。だけど永久ではないし…エイジングとの向き合い方はどう考えたらいいのー?

「健康な肌作りを意識して、本来の肌をとり戻すことが大事です。その人らしい、美しさを活かして、年齢相応の美しさを目指しましょう」(西嶌先生)

■前編のまとめ■・化粧品にお金をかけるより、美容クリニックに行ったほうがコスパはよいことがある
・誰にでも当てはまる治療法はない。その人の悩みや症状によって治療や予算が違う
・クリニック選び、医師が信頼できるか否か。自費診療と保険診療の併設
・医師紹介ページのテキストが、画像の場合は慎重に
・すぐに決めない、一度持ち帰る。複数のクリニックを比べてみる
・実年齢よりマイナス5歳の美しさ

後編では、施術の種類や内容、美容医療をしたあとの疑問についてをお届けします!

漫画/腹肉 ツヤ子 文/FYTTE編集部

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