【ガーデニング】5月が種まき適期の「アサガオ」の育て方&大人っぽい夏ガーデンに似合うおすすめ品種を紹介!

老若男女に愛される、日本の夏の定番花

夏の午前中に開花するアサガオは、日本の四季を感じさせる風流な植物のひとつです。小学生のときに育てた人も多く、誰もが馴染みのある夏の定番植物といえるでしょう。

夏に開花するアサガオは、今の時期が種まきの適期です。近年は美しい花色の品種も登場しているので、鉢植えで育ててみてはいかがでしょうか。

そこで今回は、いまが種まき適期のアサガオの育て方についてお伝えします。大人っぽい夏ガーデンにおすすめ品種も、参考価格とともに紹介するので、さっそくみていきましょう。

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アサガオの種まき方法

【写真1枚目/全6枚】美しい花を咲かせる夏の風物詩「アサガオ」。2枚目以降の写真でも「とっておきのアサガオ」を紹介します

アサガオは5月上旬が種まきの適期。温度が低いと発芽しにくいので、十分に暖かくなってから、種まきを開始しましょう。

アサガオの種子はそのまま撒いても、発芽しにくい場合があります。アサガオの種皮は固く、水分が浸透しにくいため、「芽切り」をしてから種を植えるようにします。発芽処理済みの種は芽切りの必要はありません。

芽切りの方法

アサガオの「ヘソ」の反対側(丸く湾曲している「背中」のほう)をヤスリでこすったり、カッターナイフや爪切りなどを使用して、表面を少しだけ削ります。

削る場所を間違えてしまうと、芽が出なくなるので削る前は必ず確認しましょう。

ポットに植えるときは1センチ程度の穴を作り、種をまいて覆土します。2号ポットにつき、2粒程度が目安です。

種まき後は水をたっぷり与えます。発芽までは1週間前後です。

アサガオの苗の育て方

思わず子ども時代を思い出す「アサガオの栽培」

種をまいて、双葉が出たら、生育のよい方を残して育てます。本葉が出て3~4枚になり、ポットに根が回ったら定植しましょう。

土は市販の園芸用培養土を使用すると、自分でブレンドする手間が省けます。

植え付け後は、定期的に水やりと施肥をおこない、日の当たるところで育てます。

花を多くするためには、「摘芯」が効果的です。脇芽が伸びて花数が増えやすくなるので、本葉が増えて10枚程度になったら、ツルの先端をカットしましょう。

脇芽が伸びてくるので、脇芽を上手に育てていくと見ごたえのあるアサガオに生長します。

大人っぽいガーデン向け、美しいアサガオの品種を紹介

ヘブンリーブルー

大人っぽい夏ガーデンに透き通るようなブルーを添える「ヘブンリーブルー」

大人っぽい夏ガーデンにぴったりの「ヘブンリーブルー」。改良品種の「天上の蒼」は、透き通るような美しいブルーがとってもオシャレ。花つきがよく、開花時間も長いのが特徴です。

※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

フライングソーサー

涼し気なストライプがオシャレな「フライングソーサー」

花弁に水色のストライプ模様が入る品種です。ややかすんだストライプは、涼しげな雰囲気でとてもオシャレです。苗によっては薄い水色やホワイトの花が咲くこともあります。

※参考価格:300~500円前後(種、1袋)

江戸風情

その名の通り小粋なアサガオ「江戸風情」

江戸風情も、オシャレな夏ガーデンにぴったりのおとなっぽい品種です。

単色の濃いブルーやホワイトの花色だけでなく、ホワイトの花弁に濃いブルーのストライプの模様などもあります。

やや小ぶりの花も涼しげで、つるの這わせ方を工夫するとオシャレな見映えになりますよ。

※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

まとめにかえて

今年のアサガオ、どんな風に楽しむ?

今回は、いまが種まき適期のアサガオについて紹介しました。

アサガオはツルを巻き付かせるために、行灯仕立てで楽しむことが多い植物です。見た目にこだわる場合は鉢のデザインや支柱の素材を工夫してみましょう。

和風の雰囲気を出したいときは、鉢を駄温鉢、支柱は竹製にしてみるのもおすすめです。

花が咲いたら玄関に飾って、美しいアサガオを楽しんでくださいね。

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