島原市内でそうめん製造を再開 閉鎖の工場を購入し「伝統、文化守り、地域貢献を」【長崎】

南島原市のそうめんメーカーが、廃業していた島原市内のそうめん工場で再び製造を始めました。

南島原市でそうめんを製造する「山一」の関係者は生産再開を報告するため、20日、島原市役所を訪れました。

古川市長が出来上がったそうめんを試食しました。

古川隆三郎市長
「うまい、本当に。本当においしい」

島原市内では2023年、唯一あったそうめんメーカーが廃業しています。

この会社では12年ほど前に閉鎖された市内の工場を買い取り、5月10日に製造を始めました。

小嶺健太郎 常務
「やめたところを再稼働することによって島原手延べそうめんという、伝統と文化を守ることと雇用を生み出すことで地域に貢献したい」

新しい工場では年間113トンの製造を目指しているということです。

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