【連載】Hiroのもいもいフィンランドvol.135「6月の初来日公演 Blind Channelインタビュー&ノキア・アリーナライブレポ」

6月初来日公演が決まったメタル界のバックストリートボーイズことBlind Channelは3月にリリースされたニューアルバム『Exit Emotion』に伴うこの春のヨーロッパツアーの最後を母国フィンランド、タンペレにあるフィンランド最大のアリーナ、ノキア・アリーナで締めくくりました。その公演当日、会場でヴォーカルの2人、ヨエルとニコがインタビューに応じてくれました。

──5作目となるニューアルバム『Exit Emotions』が3月初めにリリースになり、フィンランドのオフィシャル・アルバムチャート1位に輝きましたね。おめでとうございます。このアルバムタイトルはどこから来たのですか?

ニコ:ありがとう。このアルバムタイトルのストーリーはどこからインスピレーションを受けたかというと、これは俺たちの意見だけど、この数年間、この世界は最低な場所だった。だから人々に安全な場所を与えたかったんだ。泣いたり、笑ったり、叫んだり、ダンスしたり、モッシュピットで走ったり、安心して感情を外にだせる場所を与えたかったんだ。それからこれはライブの経験からインスピレーションをもらったアルバムでもあり、感情を吐き出す場所にこのタイトルがぴったりだと思ったんだ。例えばそれが今日はここタンペレのノキア・アレーナなんだけど、俺たちがその場所を引き連れて持ってくる。アルバム聴いてわかってくれて感謝してくれたファンもいた。ライブでいい気分になったり、自分自身でいれる。そういったことからこのアルバムタイトルが来てるんだ。

──このアルバムジャケットのアートはあなた達のバンドのオッリが手掛けたのですか?

ヨエル:そうなんだ。トゲのあるボールからアイデアが浮かび、場所をどんだけ破壊できるか表現できるオブジェクトを考えてみたんだったと思う。そこから生まれた。

ニコ:前作ではDark Side で”Put your middle fingers up”って 中指に集中だったけど、今回のアルバムでは、中指よりもヘヴィなものが必要だった。

ヨエル:今日ステージでそんなものが登場するかもしれないよ。他にも今回のヨーロッパツアーでは見てないステージセットが登場するよ。

──「Deadzone」はアメリカのBillbord Mainstream Rock Airplay チャートの上位にチャートインしていましたが、この曲はアメリカ人プロデューサー、ジョニー・アンドリュースとの共作ですね。どうやって共作することになったのですか?

ヨエル:ロスアンゼルスで曲を作ってた時、ジョニー・アンドリュースがひとつのセッションにやってきて、彼が「Deadzone」ってアイデアを持ってて、それがとってもすばらしくて俺たちとっても気に入って、曲を作り上げてマネージメントやレコード会社に聴かせたら、これは最高の曲だってことで、アメリカのラジオ向けのプロモシングルにしたら、びっくりするほどうまくいったんだ。

ニコ:俺たちはこのアルバムでアメリカのラジオでオンエアーされることを目標にして曲を書いてるんだ。ジョニーはアメリカのラジオチャートに入った曲をいくつも作ってるんだ。彼がこの「Deadzone」のアイデアをもってて、チャレンジはすべてうまくいったんだけど、アメリカのラジオには曲を作るにあたって独自のルールがあって、どうやってアメリカのロックラジオ向けの曲を作るか。どうやってBlind Channelに聴こえて、他の曲の中に埋もれない、さらにそのラジオのルールに沿う曲を失うものなく作り上げるかで、この曲はすごく成功したと思う。なのでこの曲がリード・シングルに選ばれたんだ。特にアメリカ向けにね。

──この曲はアメリカでレコーディングしたのですか?

ヨエル:曲はアメリカで作ったんだけど、レコーディングはフィンランドでしたんだ。

──このニューアルバムはいろんな国でレコーディングしたと聞いたんですが、どこの国でしたのですか?

ニコ:最近は曲を作ってる段階でレコーディングしたりってことも多くて、最終的なレコーディングの多くはフィンランドでしたんだけど、曲を作ったり一部のレコーディングはベルリンとロンドンとロサンゼルスでしたんだ。ロンドン滞在中にはダン・ランカスターとロリーと一緒に「Phobia」と「Keeping It Surreal」を書きあげて、その時ヨエルのヴォーカルをロンドンでレコーディングしたんだけど、すごく高級な素晴らしいマイクで、高価すぎて俺達ではとても手に入れられないマイクでサウンドもすごくよくて、最終的にその時レコーディングしたものが使われたんだけど、国外でセッションしてレコーディングしたそれぞれのデモの音源から、部分的に最終的に使われたものもある。

──「Phobia」がとってもお気に入りの曲の一つなんですが、その曲と「Keeping It Surreal」はさっき話に出たイギリス人プロデューサーでソングライターでもあるダン・ランカスターとの共作ですが、一緒に曲作るのはうまくいきましたか?

ヨエル:ロンドンで2曲作ったんだ。ロリーもいた。最初に作ったのが「Phobia」で、とってもうまくいった。ニコがアイデアを持っていて、そこから仕上げたのが「Phobia」ってタイトルの曲になった。

ニコ:俺には歌詞の一部ができてて、アレクシは曲のトラックの背景ができてて、お互いこういうのができてるってことで、それを丸めてつめていったんだ。1日もかからなかったな。5時間だったか、8時間だったかぐらいで最終的に聴こえるようなデモが出来上がった。とても早く出来上がった曲で、その時にロリーと知り合ったんだ。ダンともロリーともとってもリラックスしながらできて、実りあるものだった。今後も一緒にできたらいいな。ロリーとは「Die Another Day」で共演もしたよ。

── ニューアルバムでは「Die Another Day」でロリーが、「XOXO」では一緒に北米ツアーをしたことのあるFrom Ashes to New がFeat.でゲスト参加してますが、もし可能なら今後どんなアーティストやバンドとコラボしてみたいですか?

ヨエル:来日が決まったことだし、日本のガールズメタルバンドのBabymetalか花冷え。だな。ロスのウィスキー・ア・ゴーゴーに花冷え。のライブを観に行ったんだ。仕切られた場所に日本のソニーの上の人達がきてたよ。

ニコ:あいさつに行きたいと思ったけど、残念ながら近くに行けなかった。

ヨエル:ドラマーを見かけたんだけど、セキュリティがいて無理だった。明らかにアメリカで人気上昇中のスターだよね。彼女たちかBabymetalがFeat.参加できたらいいな。

── Die Another DayではフィンランドのチェロメタルバンドApocalypticaのチェロ奏者ぺルットゥ・キヴィラークソがチェロで参加していますが、あなた達のアルバムのプロデューサーの一人ヨーナス・パルッコネン(Santa Cruzの元ギタリスト、ジョニー)を通じて彼に話がいったのですか?

ヨエル:そうなんだ。スタジオにちょうどヨーナスがいて、ここにチェロのトラックを入れてみたいか?って聞かれて、彼が電話したんだ。

ニコ:最初はシンセなチェロだったんだけど、そこに本物の美しいチェロをいれて、曲にちょっと違った深みがでた。トップレベルのミュージッシャンだし、曲に深みを感じるトーンがトラックに入ったと思うな。

── そのヨーナスがあなたたちのヨーロッパツアーのアムステルダム公演でゲスト出演してる動画を見かけたのですが、どういういきさつで出演となったのですか?

ヨエル:そう。「Balboa」でギター弾いたんだ。 バックステージでそういうアイデアが浮かんだんだ。

ニコ:たまたま曲作りのために現地にきてて、はじめは挨拶するだけのつもりで来てたんだ。彼とは長年一緒に仕事してきてて、いい友達でもあるし、ライブに招待したらバックステージにやってきて、その時にアイデアが浮かんで、俺たちの曲演奏できるだろ?ってことで、急きょ「Balboa」のギターソロを弾いたんだ。セットリストがずっと同じだったから、観客にとっても俺たちにとってもリフレッシュできてよかったと思う。ちょっとエクストラでヨーナスがギター弾くことによって、皆の気分が一新して、その後俺たちも充電できた感じだったし、ショーに少しスパイスが加えられた感じもしてよかったよ。

── どこかのインタビューできいたのですが、昨年のヨーロッパツアーのドイツ公演で「Thank You For The Pain」の曲を演奏した時、”Thank You For、、、”と各自があなた達に感謝する言葉を書いた紙が会場中にあがって感動した話を聞いたのですが、これまでのツアーで他にも何か印象に残ってることはありますか?

ニコ:今年のツアーでも似たようなことがあったよ。ファンがどれだけ熱心で、俺たちをびっくりさせたいかがとっても分かる。今回は「Thank You For The Pain」がセットリストになくて「Die Another Day」でのことだったんだけど、スマホのライトにいろんな色の透明の紙をつけて、会場が虹のライトで埋め尽くされて素晴らしかった。あれは何だったんだろう?と思ったら、ファンが計画たててやったって後で聴いてびっくりだった。俺たちをびっくりさせるサプライズなんてとても素敵だ。

── 今日はここノキア・アリーナであなた達にとって過去最大の公演が予定されてて、もうすでにヨーロッパや北米をツアーしてますが、今でもステージに上がるときには緊張しますか?

ヨエル:今日はもちろん緊張すると思うよ。特にフィンランド公演は他の国より緊張する。同じ言葉をしゃべるし、両親や兄弟、友達とか身近な人達も観に来るし。例えば東京でのライブは初めての来日公演だからもちろん緊張はすると思うけど、観客に知ってる人が全くいないってのはライブしやすいな。今日はもうすでにすごく緊張しているよ。

── このあとP.O.D.との北米ツアーがあって、そのあと待ちに待った初来日公演が待ち受けていますが、ヨエルは本場の寿司を味わうことができますね。前回アイスホール公演で取材した時、来日公演が実現したら日本でどんなことをしたいか聞いたら、ニコは写真でいろいろ見てた漫画売ってるお店にいったり、ご当地の料理を食べたり、文化的な場所にも行けたらいいなとのことで、ヨエルは苗字がホッカだから北海道に行きたいなとのことだったけど、実際に来日が決まって自由な時間があったら何をしたいですか?

ヨエル:俺苗字がホッカだから、この苗字は日本から来たものだって思われたり、聞かれたりすることがあるんだ。まぁ、そのうち。今回は東京をいろいろ見て回りたいな。世界最大の都市のひとつだよね。どんなところか見てみたいな。

ニコ:1日で全部みてまわるのはとても無理だと思うんだけど、鉄板焼きが食べてみたいな。

ヨエル:俺、鉄板焼きのことはしらないけど、本場の寿司を食べてみないとな。絶対食べてみるとは思うけど。

ニコ:漫画売ってるお店に行きたいな。帰る時荷物増えるかもしれないから新しいスーツケース買わなきゃいけないかもしれないな。子供のころからずっと好きなんだ。

── あなたたちのインスタストーリーズとか見てるとファンアートをよくシェアしたりしてますが、ファンアートは好きですか?

ヨエル:もちろん。日本のファンのファンアートも歓迎だよ。

ニコ:誰かが俺を漫画のキャラクターにしたイラストがあって、FBのプロフィールの写真にしてるよ。俺たちは曲を作って、それからファンがインスピレーションうけて何か作り出す。そういうことはとっても素晴らしいことだと思うんだ。

── 今ドキュメンタリーを撮影してるって話を聞いたのですが、そのドキュメンタリーに日本も加わりますか?

ヨエル:撮影班が来るのかどうかはわからないんだけど、そう願ってる。

ニコ:自分たちで撮影するとも思うし、日本もそれに入ったら素晴らしいな。

── 出来上がったらいつ頃どういう形で公開になる予定なんですか?

ヨエル:まだいつ公開になるかわからないんだけど、Yle TV(フィンランドの国営放送)で公開になる予定だ。国外のファンも観れるように希望してるよ。

── 最後にBARKSの読者にメッセージもらえますか?

「ハロー・ジャパン!ハロー BARKS の読者のみんな!Blind Channelのヨエルとニコだよ。俺達東京に行くよ。東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEでライブする。チケットゲットして来てね。一緒に"EXIT EMOTIONS" しようぜ!」

そのノキア・アリーナ公演、並ぶ規制がでて、会場前にテントをはって宿泊禁止、並べるのは当日午前10時から。ゴールデン・サークルとVIPチケット開場は午後5時、一般チケット開場は午後6時から。当日お昼12時ごろ取材に会場に着いた時点ですでに長~い列ができてたけど、あとで一般チケットの開場が始まった6時ごろ会場に着いてみると、すでに中に入った人もいるのにやっぱり長い列ができてました。

この日のオープニングアクト1番手はまだ10代という5人組若手メタルバンドLASTOUT。ギタリストの1人オスカリ・サイッコネンはメタルバンドMokomaのギタリスト、トゥオモ・サイッコネンの息子さんだそうだ。Blind Channelと最初に契約したレコード会社Ranka Kustannusとすでに契約を結んでいてただいまデビューアルバム制作中とのことだ。2番手に登場したのは若手シンガーソングライターCostee。Blind Channelのファンにはおなじみのようで、観客が一緒に歌ってる曲も何曲かあり、会場はしっかりウォーミングアップされた感じだった。

そしていよいよBlind Channelの登場だ!ステージ前のカメラマンスペースに入り観客側を見渡すと前の方ほとんどが若い女の子達で埋め尽くされている。ステージ前の幕に”EXIT”の文字が映し出され「Deadzone」のイントロが流れてくると会場は大きな歓声に包まれた。幕が落とされ、赤いライトに照らし出されたステージ中央前にヴォーカルの2人ヨエルとニコ、両側にギターのヨーナスとベースのオッリ、中央には高くなった円形のステージが設置されていて、パーカッションとサンプリングのアレクシとドラムのトンミが現れると歓声はさらに大きくなった!円形ステージの中央にはインタビューの話に出たアルバムジャケットに描かれてるトゲトゲのボールが登場していた。曲は「Where's the Exit」へと続き会場は熱狂に包まれた。パイロもふんだんに使われ、ステージの周りから炎が燃え上がり、時々バン!という大きな音とともに火花も噴射される。

「XOXO」ではこの曲のクレジットにも名前がありGood Luck Millionの名でも知られるニコの弟ヨーナ・モイラネンがステージに登場し共演。明らかにファンの皆のお気に入りの1曲と思われる「Died Enough For You」の後ステージが暗くなった。しばらくするとピアノが一筋のライトに照らし出され、ピアノの前に座ったニコとピアノに手をかけ横に立つヨエルが映し出される。ニコがピアノを弾きながらセカンドアルバムから「Sharks Love Blood」、続いてサードアルバムからの「Feel Nothing」へとしっとりピアノ演奏のみをバックに歌いあげ、途中ステージからヨエルが消えたと思っていたらいきなり観客前のフェンス越しに現れ観客に身を乗り出して歌うヨエル。

「昔10代の頃、夢を達成するためにこのバンドを結成した。でもほんとは夢達成よりもっと大きな理由があったと思う。それは曲を作って、演奏して、自分の中にたまった嫌な感情を外に吐き出す方法を見つけ出すことだった。一緒に歌ってたらわかると思うけど、俺たちの曲には声に出すには恐ろしいようなことを歌ったものもある。11年たった今でも曲やライブは悪魔と闘う俺たちの一つの手段でもある。なのでそれを君たちみんなが手助けしてくれたことを今日ここで心の底から感謝する。」とニコがスピーチすると拍手が沸きおこった。

「次の曲を君たちみんなに捧げる。この曲のタイトルはDie Another Day。」

ニコがピアノを奏でだすとバンドメンバーがステージに戻ってきた。この曲にゲスト参加しているロリーのパートではフィンランドの人気女性シンガーBEHMが登場して会場を沸かした。そのあとニューアルバムから2曲演奏した後、ファーストアルバム収録曲「Deja Fu」をViolent Bob のニックネームを持つニコが初めてフィンランド語でViolent Bobラップヴァージョンを披露。ゲストで高校時代の友人というラッパーJokratesが登場。その昔10年後にアリーナで共演しようと誓い合ったという2人の夢がこの日実現した。そのあとヨエルが「サミー、ステージに来い!」と呼ぶといきなりSystem of a Downの「B.Y.O.B.」が流れ、Lost Societyのサミー・エルバンナがステージに登場してかけまわりながら歌い、シャウトする。前の曲とのメロディーだったので出番は短かったけど、ものすごいエネルギーを感じた。次の曲「Wolves in California」ではヨエルが観客にサークルモッシュを指導し、フロア中央にサークルモッシュが起こった。次の曲「Balboa」でもサークルモッシュが続いていた。その後ニコが、このツアー、この公演で自分たちの夢が実現できたとオープニングアクトや、この公演を準備、実現してくれた関係者、そして観客に感謝の言葉を述べた後、みんなスマホだしてライトつけて!と始まったのは「Bad Idea」。周りを見渡すと会場中ライトが揺れ動いてとっても奇麗な眺めだった。

その曲の後メンバーがステージを降りると会場が暗くなり、スクリーンに時計が映し出され、アンコールを求める歓声と時刻が刻まれる音が会場に響き渡り、音のペースがだんだん早くなる。ステージに赤いライトが照らされ始めると白い衣装に着替えたメンバーが戻ってきた。「Happy Doomsday」と叫ぶとステージを炎と火花が飛び交った。そのあとメタル界では珍しく振り付けのある曲「Flatline」が始まった。もちろん振り付けつきだ。そしてメンバーがステージから去ると、またアンコールを求める声が響き渡る。しばらくするとステージに青いライトがともされ、レザー光線が飛び交い始めメンバーがステージに戻ってきた。そう。大ヒットしたあの曲をまだやってない、、、と思っているとその曲「Dark Side」のイントロが聞こえてきた。”Put your middle fingers up”(中指を立てろ)って歌詞ではみんな中指を立てた手をふり上げる。みんなで中指立てて盛り上がれるバンドは彼ら以外にはいないだろう。最高に盛り上がって、これで終わりかな?と思ったら、自らをメタル界のバックストリート・ボーイズと呼ぶ彼らだが、バックストリート・ボーイズのカヴァー「Everybody」を最後に持ってきた。ヨーナス、ヨエル、ニコ、オッリは1列に並び、曲のサビの部分ではダンスするようにリズムをとる足が皆そろっててまるでボーイズバンドみたいと思った次の瞬間皆でヘッドバン!これぞメタル界のバックストリート・ボーイズだ。

最後はフィンランドの国旗をもって記念撮影! どこかで見かけたインタビューによると、ツアー中最後の曲でその国の国旗をファンが渡し、それをもって記念撮影がお決まりのようだ。このノキア・アリーナ公演の前にヨエルがソーシャルメディアで、どこの国から観に来たかわかるようにみんな国旗持ってきてと呼びかけてたけど、ライブ後のオフィシャル・アフターパーティの会場で、ヨエルが途中出てきて旗渡してくれと旗を集めてたので、6月の初来日公演で最前にいけそうな方、ぜひとも日本の国旗持って行って最後の曲で渡すと喜んで広げて記念写真撮ってもらえそうですよ。もう一つ、例えばアンコールで登場した時「Thank You For Coming to Japan」と書いた紙をみんながいっせいにあげて、メンバーを驚かせてみるってのはどうでしょうか?今回ニューアルバムの曲はすべて演奏。一緒に歌ってる観客も多くて、ファンも一緒に燃え尽きたに違いない! 何年か前に観た時と比べるとぐーんと成長してた彼らのライブ、なんだかじわーと胸が熱くなるものがありました。
フィンランドではアリーナクラスの彼らがライブハウスで観れる6月3日東京渋谷duo MUSIC EXCHANGEでの初来日公演お見逃しなく!

<Blind Channel:ノキア・アリーナ 2024 /4 /27>

1.Deadzone
2.Where's the Exit
3.Over My Dead Body
4.Red Tail Lights
5.We Are No Saints
6.Phobia
7.XOXO
8.Not Your Bro
9.Died Enough For You
10.Sharks Love Blood / Feel Nothing ピアノメロディ
11.Die Another Day
12.Keeping It Surreal
13.One Last Time
14.Deja Fu(Violent Bob )/ B.Y.O.B.(System of a Down)カヴァーメロディ
15.Wolves in California
16.Balboa
17.Bad Idea
~アンコール1~
18.Happy Doomsday
19.Flatline
~アンコール2~
20.Dark Side
21.Everybody

文◎Hiromi Usenius
ライブ写真◎Joona Mäki

© BARKS, Inc.