天皇皇后両陛下が幼稚園を訪問「どんなものができるのかな?」工作する園児らと交流 こどもの日にちなみ

天皇皇后両陛下は21日、こどもの日にちなみ、東京都内の幼稚園を訪れ、子どもたちと交流された。

午前10時過ぎ、陛下と淡いピンクベージュ色の装いの皇后さまは、千代田区にある区立九段幼稚園を訪問された。この幼稚園では、同じ敷地にある小学校と連携し、共に遊ぶ取り組みを続けている。

両陛下が「こんにちは!」と声をかけると、子どもたちも「こんにちは!」と応じ、陛下が「これからどんなものができるのかな?」と聞くと、子どもたちは「うさぎ!うさぎ」と声を上げ、陛下が「うさぎを作ってるの?」と優しく声をかけられた。

また皇后さまも、「どうですか?一緒にやってみて」と声をかけられ、子どもたちが元気に「おもしろい!」と答えていた。

両陛下は年長組の園児が近くの公園で拾い集めた木の実や枝などを使って、小学5年生の児童と一緒に工作する様子を見守られた。

今回の訪問は、こどもの日にちなんだもので、両陛下は子ども達に目線を合わせ、笑顔で交流された。

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