日本行き直前で妊娠、結婚も…「頭が裂ける」「鼓膜が破れる」ほどDVを受けた韓国女性がTVに登場

5月20日に韓国で放送されたお悩み相談バラエティ『何でも聞いて菩薩』(原題、KBS Joy)には、元夫の家に戻って子どもを育てたいという女性相談者が登場した。

彼女は過去、パニック障害など様々な障害を患っていたとし、道で偶然出会った元夫と交際を開始したと明かした。恋愛によって体調が良くなることを感じたという。

その後、日本に行く準備を終えた状態だったが、意図せず妊娠することになった相談者。子どもを諦めることができず、日本行きを取り消して結婚することになった。

MCのソ・ジャンフンが離婚理由を尋ねると、相談者は「最初は頬を殴られたり物を投げられたりした。離婚のきっかけになった暴行は、2時間以上、家の中で引きずられて殴られたこと。頭が裂けて鼓膜が破れた。暴行を受けると112(緊急通報用番号)に通報するので、その日は最初から携帯電話を持っていった」と衝撃的な事情を打ち明けた。

(画像=『何でも聞いて菩薩』)相談者の女性

続いて、暴行のほとんどが酔った勢いによるものと述べ、「酒を飲んで殴る。子どもについての話をたくさんする方だった。最初は雰囲気が良かったが、話がだんだん変な方向に行っていた。何か一つにハマると、お互いに気持ち悪く会話が終わる。最初に殴られた時、元夫は酔っていた。そこに姑がいた。電話が来てトイレに行ったが、突然、“お前、誰と通話していたのか”と言われ、突然顔に携帯電話を投げられた。姑が止めたが、自分の母親を殴って植木鉢も全部割った」と過去の記憶を回想した。

このような結婚生活を3年ほど続けたが、結局は離婚。子どもを連れてきたかったが、状況が思わしくなかったため叶わなかったという。そんな相談者にソ・ジャンフンは、なぜ突然、元夫の家に入ろうとするのか尋ねると、「子どもが小学校に行くことになるが、見てくれる人がいない」と答えた。

またソ・ジャンフンが「あなたが連れてきて面倒を見てはいけないのか」と聞くと、相談者は「到底、子どもを連れてきて面倒を見る状況ではない」と話した。もう一人のMCイ・スグンは「この話は長くする必要がない。あなたも理解できない。元夫が恋しいのだ。まだそんなふうに生きているの?私には理解できない。子どもに喧嘩する姿を見せないで。そこで幸せに育ってほしいと言いなさい。本人の人生はないのか。お母さんがいい選択だと言いそうか。1000回聞いても私は反対だ」と強い意見を伝えた。

一方のソ・ジャンフンが、「子どもの面倒を見てくれる人がいないということは、夫の実家の家族と父親が解決しなければならない問題だ」と一線を引くと、イ・スグンは「そちらに行こうとするのではなく、一生懸命働いてまた連れてくることを考えなければならない。なぜ悪い記憶のあるところに行って再び大変な道を行こうとするのか」と真心を込めて訴えた。

(記事提供=OSEN)

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