「もう誰?」SixTONESジェシー、田中らが見せた顔面崩壊「鼻フック」番組が沸騰 当人がうなった事務所の変化

ジェシー、田中樹(SixTONES)(C)ピンズバNEWS

5月20日、バラエティ番組『ジョンソン』(TBS系)のスペシャル企画「エクストリームスポーツマンNo.1決定戦」が放送された。TBSの名物番組『最強スポーツ男子頂上決戦』の名競技をジョンソン流にアレンジして芸人とアイドルがガチンコ対決を行なう企画で、アイドルチームとしてSTARTO ENTERTAINMENTの以下のタレントが出演した。

《SixTONESのジェシー(27)、田中樹(28)、高地優吾、なにわ男子の高橋恭平(24)、TravisJapanの中村海人(27)、松倉海斗(26)、HiHiJetsの井上瑞稀(23)、猪狩蒼弥(21)》

芸人チームは、以下の通り。

《かまいたちの山内健司(43)、濱家隆一(40)、モグライダーの芝大輔(40)、ともしげ(41)、見取り図の盛山晋太郎(38)、リリー(39)、ニューヨークの嶋佐和也(38)、屋敷裕政(38)、パンサーの尾形貴弘(47)、カミナリの石田たくみ(35)、お見送り芸人しんいち(39)》

全員が身体を張った企画に挑戦したが、とりわけSixTONESとトラジャ中村が挑んだ「ノーズフックワークアウトガイズ」が放送後も話題沸騰となっている。

「本家番組のパワー系競技『ワークアウトガイズ』で行なわれていた“トラック引き”を、お笑い寄りにアレンジ。680kgの軽トラを鼻フックで引っ張る競技にしたトンデモ企画です。

チャレンジャーの嶋佐さんは“処刑前の人間の気持ち”と評していましたが、コンプライアンスも厳しく言われる令和のご時世では、相当攻めた内容ですよね。その競技に現役アイドルのSixTONESの3人と、トラジャの中村さんが挑んだんです。四つん這いで引っ張るため、鼻だけでなく腰や全身の筋肉も悲鳴を上げるという壮絶な内容でした」(女性誌編集者)

対決は中村vs嶋佐、田中vsリリー、高地vsともしげ、ジェシーvs山内の順番で行なわれた。ともしげとジェシー以外はタイムアップでゴールまで行けず。ともしげが18秒95、ジェシーが17秒43でゴールし、アイドル軍の勝利だった。

「ジェシーさんは下を向いて全力で引っ張っていたためチャレンジ中に顔は見せませんでしたが、スタート時はやはり鼻フックがしっかりと食いこんでいた。中村さん、田中さん、高地さんの3人はチャレンジ中に鼻の穴が上に引き上げられたり涙目になっている姿も映っていて、およそアイドルとは思えない顔面に。X(旧ツイッター)では“もう誰? みたいな顔になってる”といった、心配する声が多く寄せられました」(前同)

■山内も「ほんとに事務所変わったね」と指摘

とても一流アイドルがやるような企画ではない壮絶すぎる鼻フックに難色を示す視聴者は多く、

《鼻歪んだらどうしてくれんの?全然笑えない嫌がらせ企画やめろよ》
《ほんと頑張ってたけど見てて辛かったから二度と鼻フックとか企画通さないで欲しい》

といった声は多い。

その一方で、全力を出し切ったSixTONESと中村に対して、

《アイドルとしてのビジュアルも保ちつつ鼻フックみたいなのも全力でこなし笑いもしっかり取ってバラエティ三銃士の底力を見た》
《みんな鼻フック一発目にやった中村海人さんをもっと盛大に褒めてくれ》
《鼻フックでトラック動かすとかいう本当に意味の分からない競技を誰よりも全力でがんばってたジェシー、人類の宝》

など労いの声も多数寄せられ、話題沸騰となったのだ。キツい鼻フック企画を後輩タレントではなく、年長者のSixTONESと中村が請け負ったことを評価する声もあった。

「これまでも旧ジャニーズのタレントはドッキリなどで身体を張る仕事は多かったですが、近年ここまでやるのは滅多にないですよね。チャレンジ前には田中さん本人も、事務所の体制の変化を感じていると思わせるコメントも飛び出していました」(前出の女性誌編集者)

かまいたちの山内は「ノーズフックワークアウトガイズ」の内容に仰天し、「ほんとに事務所変わったね。昔そんなん絶対ダメだったよね」と、アイドルチームに一言。それを受けて田中が「俺らが1番びっくりしてる」と返すやり取りがあった。

「事務所変わったね」――ジャニーズ事務所はジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を経て23年10月17日にSMILE-UP.へ社名を変更し、今年4月10日からは新会社STARTO社の体制に移ったばかりであることを考えると、重い言葉である。

「ジャニーズ事務所が“消滅”して約7か月経ち、STARTO社が本格始動をして早1か月。旧ジャニーズタレントはプロ意識が高く、バラエティ番組でも全力で取り組んでくれるからテレビ界の評価は高かったですが、そこは変わらないまま、やる内容に関しては“ハードルが下がった”ということかもしれませんね。

やるか、やらないかはその人次第。STARTO社がエージェント契約であることも関係しているのかもしれませんね」(ワイドショー関係者)

旧ジャニーズはアイドル氷河期の90年代初期、SMAPがバラエティ路線を開拓したことが大きなターニングポイントだったことで知られる。STARTO社体制となった今、SixTONESたち在籍タレントはどんな活動を見せてくれるのだろうか――。

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