「ひとり」に新しい価値を見つける “個” の時代を考える「みらい博」/青森市

「ひとり」に新しい価値を見つけた人たちのエネルギーの可能性を考える「みらい博」が青森市で開かれました。

20日に開かれた博報堂生活総合研究所みらい博には、企業のマーケティング担当者や経営者など合わせておよそ50人が参加しました。

今回のテーマは「ひとりマグマ」です。

【博報堂生活総合研究所研究員 田山さとみさん】
「今、日本全体に解放しきれずたまっている『ひとり』を求めるエネルギー、それを私たちは『ひとりマグマ』と名付けました」

研究者の近藤裕香さんは、「ひとりマグマ」を解放するメリットについて、「ひとりだからこそ、没入できて、いま・ここという時間や空間の価値が最大化していく」と話しました。

【博報堂生活総合研究所 石寺修三所長】
「ひとりで生きてみる、ひとりで暮らしてみると、意外と自分自身を見つめることができたり、見つめ直すことができたり、逆に人との人間関係の大切さに気が付くという、災い転じて福となすじゃないですけど、そういう良いところに気が付いた方が、予想以上に多かったということだと思います」

また、会場ではアンケートも実施され、世代別での考えの違いに触れていました。

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