環境省・水俣病タスクフォースの実務責任者である前田光哉審議官が来県し、新潟水俣病の被害者らと面会しました。
前田審議官は、冒頭に熊本県で環境省職員が水俣病患者の発言中にマイクを切った問題を謝罪しました。
■前田光哉審議官
「今回の不適切な問題について、水俣病に関わるすべての皆様に対しまして私からおわびを申し上げたいと思います。どうも申し訳ございませんでした。」
県内の被害者が求める31日の式典への伊藤信太郎環境大臣の出席については「国会会期中のため国定政務官が出席する」とした上で、別に大臣との懇談の場を設けたいとしました。
■新潟水俣病被害者の会 小武節子会長
「大臣に出席してもらって、患者の苦しみをぜひ聞いてもらいたいという願いだった。残念です。」
前田審議官は、懇談の時期について6月23日の国会閉会後、できるだけ早い時期にと回答しました。