新たな高付加価値商品造成事業の一環 鳥取県庁とともに中国 上海の団体観光客を歓迎

グローバル・デイリーは、訪日および在留外国人向けプロモーションを行う一方で、オーバーツーリズムを解消するため、中国上海の旅行会社と連携し、高付加価値ツアーの造成事業に取り組んでいます。この度、その背景で造成した<鳥取3泊4日の団体旅行商品>により、先月の4月30日、3泊4日の日程で中国からの団体旅行客一行(親子4家族・17名)が鳥取県に到着しました。

旅行客は、鳥取砂丘を散策し、海上カヤックや海岸でのサイクリング、牧場でのアイスクリーム作りや懐石料理などを体験し、鳥取を満喫しました。到着時には、鳥取県庁と弊社の常務取締役荒井が、以下の横断幕を持って出迎えました。

東京や関西などの大都市を巡るツアーとは異なり、今回の小都市訪問は初めての方も多く、日程中は非常に満足していただけました。

上海からいらした団体旅行の御一行

本旅行商品の造成の背景には、在留中国人を対象とした小都市旅行に対する認識調査があります。弊社が運営する在留外国人向けのコンシューマー体験プラットフォーム

「KOREKOKO」で行った、在留中国人103名を対象としたアンケート調査(全数調査)により、次のような結果がわかりました。

自国にいる親族や友達に薦めたい日本の観光地はありますか? という問いに、

98.8%が「ある」と回答。

おすすめの場所に、あなたは訪れた事がありますか? という質問には

71%が「行った」と回答。観光地に訪れてみて自分が良いと感じたものをおすすめしていることが分かります。

また、おすすめしたい場所については

関東地方だけではなく地方もおすすめするという回答でした。

おすすめしたい理由に関しては、次のような答えが多くありました。

・温泉や郷土料理など日本ならではの魅力があるから

・日本でまだ行った事のない地域に行ってみたいから

・大都市圏ではなく混雑を避け、のんびりと過ごしたいため

・交通の便がいいから

また、何を体験してもらいたいのかに関する質問には、

・自然の中で体験できる 各種アクティビティーや自然鑑賞

・温泉・スパ

・日本ならではの食・酒などのグルメ

・各所・観光スポット巡り

・地元の方々との触れ合いなどの異文化交流

・地元の郷土品やお土産などのショッピング

と、日本観光ならではの、様々な滞在中の過ごし方がおすすめされていました。

今回の調査では、最新の口コミ事情も調べまして、

普段、何のSNSを利用して母国向けの情報配信をしていますか?の質問に対し、次のようにショート動画見られるのSNSを多く使われてることがわかりました。

1位は小紅書(EC機能の付いたSNSアプリ)、2位はWechat(最もユーザー数の多いソーシャルメッセージングアプリ)、3位は中国版TICTOKといわれる抖音(ドウイン)となっています。

JNTOの調査によりますと、中国人観光客が参考にする情報で、SNSが1位、在留の口コミが2位となっています。このことからも、SNS及び在留中国人の口コミが重要視されていることがわかります。

口コミのリサーチやSNSを活用したマーケティングにも精通しているグローバル・デイリーは、今後もこのような調査を行い、商品造成を強化してまいります。また、地方における新たな高付加価値ツアー造成の対象領域もさらに拡大していく予定です。

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