高梁川水系の自治体が減災対策協議会「雨水の貯留施設について流域で連携をしていきたい」【岡山】

本格的な梅雨シーズンを前に、高梁川水系の自治体が一体となり、川の氾濫など災害の減災に取り組むための協議会が、きのう(20日)岡山市北区で開かれました。

きのうコンベックス岡山で開かれた協議会には、岡山河川事務所をはじめ、高梁川水系にある倉敷市や総社市など10の自治体の市長や町長らが出席しました。

流域全体で水害を軽減させる対策「流域治水」を進めるため意見を交わすとともに、それぞれの自治体の取組みを紹介し、倉敷市では大雨が予想される場合の取水中止や田んぼに水を貯めて水田からの排水を抑制する取り組みなどを報告しました。

(国土交通省中国地方整備局岡山河川事務所 垣原清次所長)
「雨水の貯留施設について流域で連携をしていきたいと考えておりまして、そういったところを推進していきたいといった話をさせていただきました」

岡山河川事務所は吉井川と旭川水系についても協議会を開くということです。

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