サッカー=クロップ監督、即復帰に否定的 プライベート優先

[20日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、リバプールを今季限りで退団のユルゲン・クロップ監督は20日、すぐに次のクラブで指揮官を務める考えはなく、当面はプライベートを優先する考えを示した。

56歳のクロップ監督は1月、エネルギーの枯渇を理由に9年間にわたり指揮を執ったリバプールを離れると表明。19日に行われたリーグ最終戦ではホームのサポーターに別れを告げ、記者会見ではいつの日か観客としてスタジアムに戻ってくると話した。

クロップ監督は今後について「プライベートの生活を考えないといけないが、まだ何も決めていない。おそらくウラ(妻)がどうするか考えるだろうが、それに喜んでついて行く」とコメント。

監督業に関しては「人によってやり方は違うが、私は全身全霊をかけないといけない。情熱を燃やし、精力的に動いて、ありとあらゆることをやらないといけないが、今は空っぽだ」と語り、次の指揮に関しては「機会はあるだろうが、今は『多分1年後にはやっている』とは考えてない」と即時復帰には否定的な姿勢を見せた。

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