27年連続日本一 気仙沼 カツオ初水揚げ〈宮城〉

生鮮カツオの水揚げ量27年連続日本一を誇る、宮城県気仙沼市に、5月21日朝、今シーズン初めてのカツオが水揚げされ、市場は活気づきました。

気仙沼港に入港したのは、三重県尾鷲市のカツオ一本釣り漁船「第23長久丸」です。21日朝は、茨城県のおよそ230キロの沖合でとれたカツオ、7.9トンを水揚げしていきました。気仙沼市魚市場へのカツオの初水揚げは、去年より6日遅いということです。

第23長久丸 石森優樹漁労長
「群れは薄いが、数は見えているので、これから期待できると思う。大きさ的にはまだ小ぶりなサイズ、大きいものも少し見えている」

21日の初入札では、例年並みの1キロあたり481円で取り引きされました。

仲買業者
「鮮度がいいのと、サイズも2キロ前後で非常に扱いやすい、非常にいい魚が最初から来たなという感じ」

気仙沼市魚市場に去年水揚げされた生鮮カツオは2万2781トンで、27年連続日本一を達成しています。

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