教職員がマグロ漁船見学 地元産業への理解を深める〈宮城・気仙沼市〉

今年度、宮城県気仙沼市内の小中学校に赴任した教職員が、遠洋マグロ漁船を見学しました。

この取り組みは、水産業に親しみを持ってもらおうと、気仙沼市の教育委員会が企画したものです。見学には、今年度、市内の小中学校に赴任した教職員、およそ30人が参加しました。

参加した人たちのほとんどが漁船の船内を見学するのは初めてで、設備を見たり、船上生活について説明を受けたりするなどして、地元産業への理解を深めていました。

参加した教職員
「外から見るのとは違い、想像もつかない作りがたくさんあって驚いた」
「子供たちには地域のいろんな産業に関心を持ってもらえるような伝え方をしていきたい」

教職員が見学した漁船は、5月中にも気仙沼港を出港し、インド洋でおよそ10カ月間、マグロのはえ縄漁を行う予定です。

© 仙台放送