いわき市がハザードマップ見直し 2023年の線状降水帯被害受け 大雨で浸水した区域を追加<福島県>

福島県いわき市は去年の大雨被害を受けて、ハザードマップを見直した。

いわき市では2023年9月、台風の影響により福島県内で初めてとなる線状降水帯が発生し、約1800の住宅が被災、1人が犠牲となった。
いわき市の内田市長は「ここが(線状降水帯で)今回だいぶ越水などしまして、マップに反映されてなかったという反省点を踏まえて、改善するものであります」と述べた。

今回のハザードマップの改定は、大雨で浸水被害にあった内郷地区の新川上流、宮川、高野川を洪水や浸水の想定区域として追加するもの。内田市長は「改定されたマップをもとに、避難所などの確認を日頃からしてもらいたい」と話した。

改定されたマップは、市のホームページで公表されているほか、対象となる世帯には個別に配布される。

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