「Xperia」シリーズ最新モデル「Xperia 1 VI」発表!2日間分のバッテリーや“ソニーだからできた”ディスプレイ技術に注目【イベントレポート】

「Xperia」シリーズ最新モデル「Xperia 1 VI」発表!2日間分のバッテリーや“ソニーだからできた”ディスプレイ技術に注目【イベントレポート】

ソニーは5月17日、「Xperia」シリーズ最新のフラッグシップモデルとなる「Xperia 1 VI」と、ミッドレンジモデル「Xperia 10 VI」の性能を体験できるメディア向け体験会を開催しました。

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望遠光学ズームレンズやAI技術によるサポートをはじめ、大容量のバッテリーや「ブラビア」シリーズの映像美を再現したディスプレイなど、クリエイターだけでなくゲーマーも気になるような性能となっている「Xperia 1 VI」。イベントの様子を交えながら、シリーズ最新機種の特徴をご紹介します!

ソニーの最新技術を結集したフラッグシップモデル「Xperia 1 VI」が登場

今回ご紹介するのは5月15日に発表されたばかりのフラッグシップモデル「Xperia 1 VI」とミッドレンジモデル「Xperia 10 VI」の2機種。

「Xperia 1 VI」

「Xperia 1 VI」では新設計の望遠光学ズームレンズが特徴で、85mmから170mmの幅広い焦点距離をカバーできるほか、最大倍率約2倍のテレマクロ撮影も可能で、肉眼では捉えられないような細部までも鮮明に写し出せます。

搭載されている「姿勢推定技術」ではAIによって人間の骨格を認識し、遮るものが多くても被写体にオートフォーカスが追従し続けるという最新の技術も活用されています。

クリエイター向けのカメラ機能だけでなく他の機能面でも性能が大幅に向上しており、低音域やクリアな音質などを追求した臨場感あふれるスピーカーとオーディオジャック、ソニーの「ブラビア」シリーズの画質をXperiaで再現する「Powered by BRAVIA」なども特徴です。

ゲーマー的に注目となるのはディスプレイやサウンドのほかにも、バッテリー容量や本体の排熱などパフォーマンス面。シリーズに搭載されている「ゲームエンハンサー」機能では新しく「FPS Optimizer」が追加され、フレームレートやCPUなどを最適化、あらゆる状況にしっかりと対応できるパフォーマンスを発揮します。

さらに約2日分の稼働を可能にする大容量の5000mAhバッテリーや、高い熱伝導能力をもつベイパーチャンバーによって薄さと軽さを両立しながらも排熱面もしっかりとカバーするなど、カジュアルからプロ、ストリーマーのあらゆるニーズに応えています。

「Xperia 1 VI」の内部構造

「Xperia 1 VI」は6月上旬の発売を予定しており、「ブラック」「プラチナシルバー」「カーキグリーン」「スカーレット(SIMフリーモデル限定)」の4色が展開されます。

「Xperia 10 VI」

ミッドレンジモデルとなる「Xperia 10 VI」も大容量のバッテリーを備え、164グラムと軽量で丈夫なボディと相まって長く愛用できるような製品となっています。

さらに自然な音質バランスや音量にこだわったスピーカーや刷新されたカメラ、撮影した写真や動画を活用して気軽にショート動画を作成できるアプリケーション「Video Creator」なども搭載されているのが特徴。

スタンド付きの専用カバーでは新たにリングストラップが同梱されており、指にかけて持ち心地をサポートできるほか、別売りのストラップと組み合わせることで首からかけて使用する、といった使い方も可能になっています。

「Xperia 10 VI」用カバー(ホワイト)

「Xperia 10 VI」は「ブルー」「ブラック」「ホワイト」の3色が用意されており、7月上旬発売予定となっています。

新型「Xperia」の性能を実際に体感できる体験会も開催!

5月17日に開催された新製品体験会では、各カラーバリエーションの製品を手にとって体験できるコーナーはもちろん、「Xperia 1 VI」の新機能にそれぞれフォーカスしたブースが展示されていました。

体験会の前にはソニーのモバイル事業部長、大島正昭氏が登壇し新製品のプレゼンを行う場面も。

ソニー モバイルコミュニケーションズ事業部長、大島正昭氏

クリエイターのあらゆるニーズに応える「Xperia 1 VI」の高性能カメラ機能や、オーディオ技術のプレゼンやその音質を実際に前機種などと比較して体感できるブースなどが用意されていました。

特に注目なのがディスプレイとバッテリーの展示コーナーであり、「ブラビア」シリーズの画質をXperiaで再現する「Powered by BRAVIA」のデモンストレーションが行われていました。

「Xperia 1 VI」ではユーザーの使用するシチュエーションやニーズの観点から画面の解像度が4KからフルHDに引き下げられたものの、そのぶんのリソースをその他の技術に注ぎ込んでおり、全体的な性能は前機種よりも向上しています。

しかし解像度が引き下げられても「画質が悪くなった…」と感じることは全くなく、「ブラビア」シリーズ持ち前の鮮やかさと画質を両立して再現。さらに直射日光下でも画面がしっかりと見える「サンライトビジョン」機能によって、屋外でもディスプレイのハイスペックさを遺憾なく発揮しています。

バッテリーのデモンストレーションでは午前4時から動画を再生し続けるテストのタイムラプスが公開されており、午前11時頃の体験会時点(約7時間再生)でもバッテリーの消耗は20%以下。最終的な結果は前機種「Xperia 1 V」の倍以上、38時間の連続動画再生が可能という圧倒的な大容量さです。

「Xperia 1 V」との比較結果

「Xperia」シリーズ最新のフラッグシップモデルとなる「Xperia 1 VI」は高性能カメラや最新技術を駆使したアプリを搭載したクリエイター向けの機能だけでなく、大容量のバッテリーや鮮やかで高画質なディスプレイ、臨場感あるオーディオなど、ゲーマーにとっても注目の要素が盛り沢山の製品といえるでしょう。

さらにソニーストアの各店舗(銀座、札幌、名古屋、大阪、福岡天神)では「Xperia 1 VI」と「Xperia 10 VI」を体験できるイベントが5月24日から開催となりますので、気になる方はこちらもぜひチェックしてみてください。

「Xperia 1 VI」は6月上旬、「Xperia 10 VI」は7月上旬の発売を予定しています。製品の詳細は公式サイトもあわせてご確認ください。

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