肉厚で歯ごたえあり 「森のアワビ」とも称される 乾しいたけの品評会 長崎県・対馬市

長崎県対馬市の特産品である「乾しいたけ」の出来を競う品評会がこのほど、開かれました。

肉厚で歯ごたえがあり「森のアワビ」とも称される対馬の乾しいたけ品評会は、去年秋から今年の春までに生産された乾しいたけの出来を競うもので、4つの部門に島内45人の生産者から126点が出品されました。大きさや、かたち、香りなどから審査されます。

しいたけ普及指導員 永留隆志さん
「対馬の乾しいたけの特徴は花柄のような亀裂があり、重量感があって、味が濃縮されておいしい」

今年から審査員となった厳原町の永尾賢一さんは、乾しいたけの栽培歴50年で、日本一に何度も輝いた経験があります。今シーズンは冬場に雨が多く、非常に厳しい条件だったということです

審査員の永尾賢一さん「これだけのものが今年出てきたということは生産者が一生懸命やってるんだという思いがある」

審査結果は、今月25日に開かれる表彰式で発表されることになっています。

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