CO2で重量15%増の「大粒イチゴ」に! 実証実験でゴミ処理施設排出ガスをビニールハウスに 安全検査経て販売へ 東京・町田市

ごみ処理施設から出る二酸化炭素を活用して栽培したイチゴがお披露目された。
これまでより大粒なイチゴが収穫できたという。

イオンなどは東京・町田市で、イチゴ栽培の実証実験を公開した。

ごみ処理施設内で発生するガスのうち、植物にとって有害なものを取り除いた二酸化炭素濃度が高いガスをビニールハウスに供給している。

従来の栽培方法より、1粒あたり約15%増量したイチゴが収穫できたという。

将来的には、ほかの地域にも技術を提供し、環境問題に取り組みながら地域活性化にもつなげたいとしている。

収穫されたイチゴは、安全検査中でまだ食べられないが、数カ月間の安全検査を経て、販売される予定。

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