つばさの党・黒川敦彦代表 小池都知事や各党代表に〝獄中〟から公開質問状

つばさの党・黒川敦彦代表

4月の衆院東京15区補選で公選法違反(自由妨害)の疑いで逮捕されたつばさの党の黒川敦彦代表が21日、Xや党ホームページで小池百合子都知事や立憲民主党の泉健太代表らへの公開質問状を発表。異例の〝獄中〟からの発信を行っている。

黒川容疑者は17日に逮捕され、現在都内の警察署に勾留中の身だ。接見禁止の措置が取られ、弁護士しか面会できない状態になっている。

ところが、この日、Xには「黒川代理投稿」と前置きしたうえで「連日世間をお騒がせして大変申し訳ございません。小池百合子都知事に公開質問状を提出させていただきます。現在捜査を進めている警視庁の給与支払者は小池百合子東京都知事です。都知事に都合の悪いことを言う者は公権力の行使で排除するのでしょうか?」として、学歴詐称疑惑や太陽光パネル設置義務化などについて、質問を並べた。

「公開質問状に記載されている内容を一部街頭演説会場で直接質問に伺いました。マスメディアを含め、妨害行為とのご批判の声が上がっていることについては重ねて大変申し訳ございません。ですが、何を質問しに行ったのかは是非知っていただいて賛否いただけたら幸いです」とも記した。

ほかにも15区補選で、つばさの党が凸を敢行していた立憲、日本維新の会、日本保守党、参政党宛ての公開質問状も相次いで投稿された。立憲の泉代表には消費税増税への賛否、維新の馬場伸幸代表には万博問題などを問いただしている。

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