竜馬四重奏 新アルバムのカヴァー曲は、海外でも口ずさめるか?

TOKAI RADIO『bre:eze』(ブリーズ 月~金15:00~17:00 DJイレーネ)5月10日(金)の放送に、竜馬四重奏の竜馬と翠(すい)がゲスト出演した。竜馬四重奏は、西洋の古楽器(ヴァイオリン)と、東洋の古楽器(津軽三味線・篠笛・鼓)を組み合わせたバンド。6月5日には、4枚目のアルバム『4(フォー)』をリリースする。

メンバーは、ヴァイオリンの竜馬、篠笛・能管の翠、三味線の雅勝、小鼓・打楽器の仁の4人。メンバーは変わることなく、活動は16年目に入っている。

珍しい編成のバンドを始めたきっかけは?

竜馬「20歳を超えたぐらいから、ヨーロッパに行くようになって、日本人として、エンタテインメントを何か作れないかと思うようになった。それまでずっと西洋文化に触れてきていたが、祖母が日本舞踊家だったこともあり、日本の伝統芸能を間近で見てきて、今から15,6年前の23歳の頃、和楽器と組んだら、日本人にしかできないエンタテインメントが作れるんじゃないかなと思って、今のメンバーに声をかけて、活動をスタートさせた」

洋と和の融合は、むずかしいのでは?

翠「そもそも、それぞれの楽器が、簡単に融合するようにはできていない。ただ、平行線というだけではなくて、活動を通して、楽器に触れてもらう機会は広がっていくのでは。とはいえ、日頃、特に和楽器の音を聴く機会は少ない。街中で演奏しているのが当たり前ではないので、融合させた音を聴かせていきたい」

4枚目のオリジナルアルバム『4』について

竜馬「メンバー4人、ずっと変わらずにやってきた。4人、それぞれの感性、生き様、人間性、そういったものがすべて合わさって、改めて、新しいアルバムを作っていくんだという思いで、アルバムタイトルを決めた」。

翠「今までもこれからも、日本国内のみなさんにも、勿論、聴いてもらいたいが、海外の方にも聴いていただけるような、力強いアルバムに仕上がったと思っている。先入観全部取り除いて、聴いてほしい。歌詞がないので、ただただ聴いて感じていただく音楽だと思う」

カヴァー曲の選曲について

竜馬「毎回、アルバムにはカヴァー曲を入れている。その都度、何がいいのか、みんなで話し合いながら作っていく。ライブを大切にしているところもあるので、ライブで見ていただくことを想定して、一緒に楽しめる曲、みんなが知っていて口ずさめる曲を意識してきたが、今回『真夜中のドア』に挑戦した。この曲は、日本では少し前に流行ったが、海外でも、すごく聴かれている曲だと聞いて、どんな国に行っても、演奏したら、口ずさめるかなというところを意識しながら選んだ」

新アルバム『4』は、オリジナル曲『KUROFUNE』『Red Dragon』『SAMURAI』『浮世JAPAFUNK』『京都Express』『FOUR』と、カヴァー曲『君の瞳に恋してる』『真夜中のドア~Stay With Me~』『ムーンライト伝説』『世界に一つだけの花』合わせて全10曲入り。

bre:eze

放送局:TOKAI RADIO

放送日時:毎週月曜~金曜 15時00分~17時00分

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