「おいしいお米になって」 地域の棚田遺産で小学生が田植えを体験 岩手・遠野市

岩手県遠野市の小学生が21日、地域の棚田で田植えを体験しました。秋に収穫したコメは地元の直売所での販売が予定されています。

田植えを体験したのは、遠野市の宮守小学校に通う5年生の児童14人です。こちらの棚田は宮守川上流生産組合のもので、2022年には農林水産省の「つなぐ棚田遺産」にも認定されています。子どもたちは地域が誇る棚田で泥だらけになりながら丁寧に苗を手植えしました。

(児童)
「(泥の中は)ぬめぬめしていて気持ちいいです」

(児童)
「おいしいお米になってほしいです」

田植えを行った棚田では、10月に児童が稲刈りを行うことにしていて、収穫して精米されたコメは、学校の調理実習で使われる他、地元の直売所でも販売される予定です。

© 株式会社アイビーシー岩手放送