空海が辿った遍路道に想いを馳せる ウォークイベント5年ぶり開催【徳島】

徳島県阿波市から吉野川市の弘法大師ゆかりの遍路道を歩く「空海の道」ウォークが、5年ぶりに開催されました。

これは、約1200年前に弘法大師・空海が歩いたへんろ道を巡って、地域の景色を楽しんでもらおうと行われたものです。

コースは平地と山道の2つのコースが用意されていて、このうち阿波市市場町の十番札所・切幡寺をスタートする、初心者から中級者向けの平地コース14・7キロメートルには172人が参加。

あいにくの雨の中、ゴールとなる鴨島町の十一番札所・藤井寺を目指しました。

(参加者)

「みんなで歩くから、いけそうな気がする」

参加者たちは、阿波市と吉野川市の間にある善入寺島を通って吉野川を渡り、それぞれのペースで歩を進めながら、空海が辿った遍路道に想いを馳せている様子でした。

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