収入があったにもかかわらず無収入と偽り、生活保護費を受給したとして、当時、徳島県鳴門市に住んでいた夫婦が、詐欺の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、徳島市の無職で43歳の男と妻の55歳の女です。
警察によりますと、2人は男に就労収入があったにもかかわらず、当時住んでいた鳴門市にうその申告をして、2020年1月分から6月分の生活保護費合わせて74万8410円を騙し取った詐欺の疑いが持たれています。
男は、2019年に数か月間、板野郡内の建設会社の従業員として働き、200万円あまりの給与を受け取っていましたが、世帯主である女と共謀して、鳴門市役所に対し、無収入と嘘の収入申告書を提出していたということです。
警察は、他の時期にも不正受給が無かったかなど余罪を調べています。