蕎麦の実の収穫始まる 大宜味村

大宜味村では蕎麦の実が収穫の時期を迎え、生産農家が刈り取りに精を出しています。

大宜味村江洲にある平良幸也さんが営む畑で5月17日に収穫が始まったのは蕎麦の実です。雨で濡れてしまうとコンバインの中で実と葉が絡んでしまうことから、梅雨入り前に作業が進められました。

2024年3月に種を蒔き、まだ白い花が残っていますが、その下にぷっくりとした三角形の蕎麦の実も付いています。こげ茶色の実は真っ黒になる前に収穫することで良い香りが立つ蕎麦粉に仕上がるということです。平良さんの畑では今期はおよそ2000キロの収穫を見込んでいて、刈り取られた実はすぐに近所の工場へと運ばれていきました。

大宜味名物の新蕎麦は村内の道の駅や飲食店で味わうことができるということです。

© 沖縄テレビ