ホロライブAZKiと星街すいせい、イノナカ時代の“幻の企画”を明かす

元イノナカミュージック所属のバーチャルシンガー・AZKiさんと星街すいせいさんが5月20日、コラボ配信をYouTubeで実施した。

今回のコラボは、2人がVTuber事務所・ホロライブプロダクション加入5周年を記念したもの。

かつて、女性VTuberグループ・ホロライブとは別に、ホロライブプロダクションに存在していた音楽レーベル・イノナカミュージック。

2人は、視聴者からのマシュマロ(匿名のメッセージサービス)に答えるという形で、当時の思い出を振り返った。

かつて存在した音楽レーベル「イノナカミュージック」

イノナカミュージックは、2019年5月19日に始動したツラニミズさん主宰の音楽レーベル。そのコンセプトは「ただカッコいい音楽と最高のライブをやる」。

当初、ホロライブプロダクションの運営会社・カバー所属のAZKiさん、元個人勢の星街すいせいさんの2人が、アーティストとして所属していた。

しかし同年12月、サポート体制の強化などを理由に、星街すいせいさんはホロライブに転籍。イノナカミュージックは事実上、AZKiさんの専属レーベルとなっていた。

その後2021年12月、ツラニミズさんがAZKiさんのマネジメント・プロデュースから退任することを発表。それに伴い、2022年4月にAZKiさんもホロライブに転籍。イノナカミュージックも終了した。

AZKi vs 星街すいせい!? 幻の“オリジナル曲争奪バトル”

約1時間に渡った今回のコラボ配信。AZKiさんと星街すいせいさんは、前半にイノナカミュージック時代を振り返る「マシュマロ」雑談を行った。

「今だから話せるようなイノナカ時代の話とかありますか?」という視聴者からの質問に対して、2人は幻の“オリジナル曲争奪バトル”企画が存在していたと回答。

曰く、現在AZKiさんの楽曲としてリリースされているものうち2曲ほどが、配信企画などで2人が奪い合うために用意されたものだったという。

しかし、諸事情によりその企画は頓挫。星街すいせいさんは、「『どの曲かな?』と、みんな考えてみてください」と視聴者に呼びかけた。

なお、YouTubeの再生数などを集計しているWebサイト・PLAYBOARD(外部リンク)によれば、今回のコラボ配信は最高同時接続者数約5万4000人を記録している。

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