ソロモン新首相、豪副首相と会談 パートナー関係継続と強調

[シドニー 21日 ロイター] - 南太平洋ソロモン諸島のマネレ新首相は21日、同国を訪問したオーストラリアのマールズ副首相兼国防相と会談し、現状より「はるかに広範な2国間協力」について話し合う用意があると表明した。

ソロモン諸島はソガバレ前首相が中国と安全保障協定を結んで緊密な関係を築いたことから、オーストラリアや米国が警戒心を強めていた。

ソロモン政府の声明によると、マネレ氏は会談で「オーストラリアは引き続きソロモン諸島の最適なパートナーであり、私の首相在任中に両国の関係を新たな高みへと引き上げたい」と述べた。

マールズ氏は新政権で財務相に就任したソガバレ氏とも会談した。

声明では、オーストラリアから700万豪ドル(約466万ドル)の予算援助を新たに提供され、さらに協議を進めているとしたほか、労働者移住制度の下でより多くの市民がオーストラリアで労働機会を得ていることを歓迎した。

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