「山が燃えている」庭で防水紙を焼却 突然、出頭要請に応じず…5か月後に男を逮捕 北海道

北海道・室蘭警察署は21日、室蘭市に住む農家の男(67)を廃棄物処理法違反の疑いで逮捕しました。

男は2023年12月、室蘭市の自宅敷地内で、廃棄物である防水紙約13キロを焼却した疑いが持たれています。

事件当日、「山が燃えていて、野火火災の可能性がある」などと通報をうけ、消防がかけつけたところ、男が庭で防水紙を焼いていたということです。

消防が放水し、まもなく鎮火しました。

男は当時、物置を解体する作業をしていて、防水紙は物置の屋根と下地の間に挟んでいたものだったということです。

警察は男を在宅で捜査していましたが、その後出頭要請や説得に応じなくなり、事件から5か月後に逮捕しました。

警察の調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めています。

警察は、犯行の動機などを詳しく調べています。

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