芸能生活57年の松崎しげる、加藤登紀子らと共演で「ここに来ますと鼻たれ小僧です」

イベントに出席した松崎しげる【写真:ENCOUNT編集部】

今年で20回目の開催となる『インペリアルジャズ』

歌手の松崎しげる、加藤登紀子が21日、都内の帝国ホテルで行われた『インペリアルジャズ2024』プレス説明会&出演者ライブに出席。20回目の開催となる本イベントへの思いを語った。

芸能生活57年を迎え、2度目の出演となる松崎は、「諸先輩方がいらっしゃる。芸能界で楽屋に入ると、だいたい長老のうちに入るのですが、ここに来ますと、まったくの鼻たれ小僧です」とコメント。「今回はオトキさん(加藤)や皆さんと一緒にできることがうれしいです。いろんな音楽が集まり、聞く皆さんにとっても一番の醍醐味だと思う。すてきなコンサートにしたいと思います」と話し、白い歯を光らせた。

初出演となる80歳の加藤は、「大正から昭和にかけての日本のポップスの夜明け、始まりを坂本龍一さんと一緒に『夢の人魚』というアルバムで作らせていただいたことがあった。日本のポップスを支えたのはジャズだったというのは、皆さんにお伝えできたらいいなと思っています」と意気込み。イベントではビッグバンドをバックに歌唱するということで、「ジャズるというか。ジャズとは何だったのか? つまり生きることを楽しむ、今という瞬間を華やぐものにする。ワクワクする時間を守り抜いたという意味で、ジャズオーケストラの歴史の意味が大きいと思います」と魅力をアピールした。

帝国ホテルでは、日本を代表するジャズミュージシャンによる豪華なステージが楽しめるホテル初の屋内型ジャズフェスティバルを2004年から開催。今年は、8月10日に帝国ホテル大阪、8月12日と13日に帝国ホテル東京にて開催される。

プロデューサーは、ザ・ブルースカイオーケストラのリーダー・奥田英人が務め、松崎、加藤のほか、中村あゆみ、ダイアモンド☆ユカイ、神野美伽、マリーン、山下洋輔、寺井尚子、秋満義孝、高木里代子、ハクエイ・キムらが出演する。ENCOUNT編集部

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