昭和50年代の“スター列車”を写真で振り返る『スター列車の時代』

By CAPA編集部

猪井貴志さんの写真集『スター列車の時代』が発売された。

■収録内容 (タップ/クリックで拡大します)

いつの時代も鉄道ファンを魅了する列車が存在するが、特に昭和50年代はスター列車が活躍した時代だった。山陽新幹線が博多まで延伸し、東北・上越新幹線が暫定開業した。寝台列車のブルートレインはゆったりとした時間と、旅の浪漫をかき立てた。

猪井さんはそうした鉄道の全盛期に日本全国を駆け巡り、その雄姿を収めてきた。本書では「長大編成の列車たち」「新幹線」「夜行列車」の3部構成で、その時代を蘇らせる。

猪井貴志『スター列車の時代』

体裁 B5判・128ページ
価格 3,300円(税込)
発売日 2024年3月19日
発行 天夢人

猪井貴志 (Takashi Inoi)

1947年4月、神奈川県生まれ。東京写真専門学校卒業後、真島満秀氏とともに世界の鉄道を追いかける。JRポスター制作にも多く携わり、とりわけダイヤ改正前には多忙を極める。鉄道のみならず、人物や町の情景も手掛け旅行誌などでも活躍中。マシマ・レイルウェイ・ピクチャーズ会長。日本鉄道写真作家協会 (JRPS) 会長

〈文〉市井康延

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