宮城県立高校「来年度の再編について発表」富谷高校は学級減 蔵王高校は白石高校の分校に

宮城県教育委員会は21日、来年度からの県立高校再編について発表した。

発表内容は以下の通り。

【再編対象校】

▼蔵王高校

白石高校の分校とし、現行の普通科2学級を1学級(40人)とする。

名称は「白石高等学校蔵王キャンパス」に。

▼一迫商業高校

築館高校の分校とし、情報ビジネス科のみの1学級(40人)とする。

名称は「築館高等学校一迫商業キャンパス」に。

▼柴田農林高校(来年3月に閉校)の分校である川崎校

大河原産業高校の分校とする。

1学級40人は変わらず、名称は「大河原産業高等学校川崎校」に。

蔵王高校、一迫商業は今年度に入学した生徒が卒業する2026年度一杯で閉校となる。

【学級減など】

▼富谷高校

普通科を現行の7学級(280人)から6学級(240人)に。

▼迫桜高校

総合学科を現行の5学級(200人)から4学級(160人)とし、入学後選択の「系列」のうち、人文国際系列と自然科学系列を統合して「人文社会系列」に。

▼宮城水産高校

現行の「海洋総合科」4学級(160人)から学科改編と学級数減を実施し、「船舶運航科」「生物環境科」「食品科」(各1学級40人/計120人)に。

(21日午後6時30分に追記・修正)

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